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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う
官能リレー小説 - 年下

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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う 499

…あのころのこと、まだはっきりと覚えている。
高校生の頃。

たまたまお袋は外出中、妹たちもまだ帰ってきていない。
そんな時、弥生さんがいつものようにお菓子を作って持ってきてくれた。

弥生さんも、当時はすごく悩んでいたのだろう、いろいろと。
その悩みを、僕にぶつけてきて、抱いていた思いがあふれて、止められなくなった。

無理矢理迫っていた僕を、弥生さんは抵抗することなく受け入れていた。

無我夢中だった…

服をたくし上げ、目に飛び込んで来た淡い色のブラジャーは、今でもはっきりと覚えている。
こんなことをしてはいけないとは思っていながらに、僕は自分の欲望を押さえることは出来なかった…
冬だというのに全身から汗が沸き出し、その汗がポタポタと弥生さんの胸元に落ちていた。

「すごい汗…」
弥生さんはそれでも余裕の笑みを浮かべながら、僕の額の汗を指で拭った。

「弥生さん…」
僕は思わず力を込め、ブラの上から胸を鷲掴みにした。
お互い、息が上がり始める。

「いいよ…」
弥生さんが囁くのを聞いた僕は、その唇を奪った…

それはファーストキスでは無かったけれど、こんな堪能的なキスは始めてだった。

これから始る入口のキス…

そう思うだけで、股間の興奮は更に増していた。
それを気付かれるのが恥ずかしくて、僕は妙に腰を浮かせた状態で弥生さんの唇を貪るように吸いまくった。

「んっ…んんっ…」
苦しそうに喉を鳴らす弥生さん。
僕の背中に回った手に力が加わった。

「…んんっ…匠くん…」
火照った顔が、余計に性欲を刺激する。
「ねぇ、私にもさせてよ…」
弥生さんの手は僕の股間に伸びていた。

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