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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う
官能リレー小説 - 年下

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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う 50

「あっ?えーっと、いけませんでした〜?」
頭をポリポリ掻く香澄ちゃん。
貴女、誰と付き合って…って、そう言える立場でもないか…

「お、お嬢様には、節操というものがないのですかっ!?」
桜ちゃんが憤慨してしまう。
「え、あ、あの、桜ちゃん…」
「それに、私も、一人では不安です…お嬢様も一緒に…」
…そういう意味ですか。

「奇数になっちゃうけど、いいのぉ~?」
…それって今、関係あるんですか?

「縁起悪いかしら?…」
…そんなこと聞いたことありませんよ…

「それじゃ、仕方ないですよぉねぇ~…」
…まあ、そういうことは二人でヤルもんですからね。

「分かりました!私も覚悟を決めました!
今晩にでも啓くんを呼んで、4人でいたしましょう!!」

いやだからなんで啓くん出てくるんですか!?
「2対2じゃないとつりあわないでしょう」
いや世の中には3Pというのもありましてゲフンゲフン。

「仕方ないですね…匠さんがそこまで言うなら啓くんを連れてくるのはやめます」
…ホッ
「ならば…その、桜ちゃんとする前に私と…」
香澄ちゃんも顔を赤らめて言い出す。

…そんな顔されても、啓くんみたいに若くないですから、1日に何回もって訳には…

「あっ~匠さぁん!、今辛そうな顔しませんでした?」
…いけね、顔に出ちゃっいました?

「ふふふ…桜ちゃん〜、匠さんイク時もこんな顔するんですよぉ~」
…お、おい!桜さんに何教えてんの?

「まあ…それは、見逃さないように致しますね…」
…そんなん見なくていいですって!!

「…でも、私まで柏原さんのお宅に上がらせていただいても大丈夫ですかね?」
…言われてみれば確かにそうだ。
うちの家族は歓迎してくれるけど、部屋に余裕があるかは話が別だしなあ。

「じゃあ、ホテルに行きます?」
香澄ちゃん、そう言うけど、そんな簡単にはいかないもんなんだよ…

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