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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う
官能リレー小説 - 年下

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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う 456

ああ、これってノロケなんですかね;?…

「そうなの?、我が儘でも言って困らせたのかな?」
まあそんなところでしょう;…

「我が儘と言えばそうなのかもしれませんけど…なんだか分からなくなっちゃて…」
「ん?…分からないって、彼氏のことがか?…」

「仕事とか、趣味とか、全然違ってて、本当に彼氏のことわかってるのかどうか不安になっちゃって」
美玲ちゃんは俯いてそう言う。

「それは、彼のほうも同じ気持ちじゃないかな」
「ですよね…」
「彼に素直な気持ちをぶつけるといいんじゃないかな」
「そう、ですよね…」
美玲ちゃんは顔を上げて、はにかんだような笑顔を見せた。

やけに可愛いじゃないか;‥
美玲ちゃんはやっぱ、化粧をしない方が断然引かれるよね。

「美玲ちゃんの彼氏って年上?」
「はぁい。多分匠さんと同じ歳だったと思いますよぉ〜」

「へぇ-、それじゃ結婚とか考えてんの?」

「そうですね…いずれは…彼も何も話さないから、わからないけど」
「きっと同じことを思ってるんじゃないかな」
「彼、普段は無口だからちょっと困るんですよねぇ」
よく喋る美玲ちゃんと釣り合ってちょうどいいんじゃないかな?

「匠さんは、奥さんとはどうなんですかぁ?」
「ん?僕?」

「そう、可愛い奥さんなんでしょうねぇ〜」
「奥さんって;…まだ結婚してる訳じゃないよ;…」
僕は鼻の頭をポリっと掻いた。

「でもデキちゃったんでしょ?…なんか羨ましいなぁ。」
「それだったら美玲ちゃんも作っちゃえばいいんじゃないか?…僕だって子供がデキなかったら、なかなか結婚に踏み切れなかったと思うよ…」

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