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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う
官能リレー小説 - 年下

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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う 45

遠慮なく僕の部屋に入る葵…
「あ、すみませんです…」
…啓くん、君が謝ることは無いんだよ。
「気にしないでいいのよ〜あ、啓くんも呑む?」
…おいおい、未成年に絡むのは止めなさいって
「それじゃあ、お言葉に甘えて…」
‥啓くん…おぬし可愛い顔して、相当な悪じゃのぉ…

「…いいのかよ。啓くん未成年だけど」
「大丈夫でしょ。もう今日は外に出ないし」
「まあ、そうだけど」

「お姉さんの好意を断るわけにも…」
啓くん、君はちょっといい人過ぎるぞ。
「問題ないよー。梓とも呑んでたし〜」
…ちょっとまてや葵さんや。

とはいえ僕が葵を止めることなど出来ず…結局は一緒に杯を重ねてしまった訳で…
とはいえ親父の遺伝子を充分に受け継いだ僕は、啓くんよりも早く沈没してしまった訳で…

………………………チュンチュン
気がついた時には、隣で啓くんが寝息を立てていた。
…なんだよ、狭いなぁ…そんな引っ着くなって。
まあ、男兄弟に憧れていた僕は、こんな目覚めでも悪い気はしてはいなかった。

それでも…ふ、と目がいった啓くん股間に出来たテント…
…ゲッ朝勃ちかよ?!
男の兄弟がいれば、こんな光景も嫌でも目に入るのかと思うと、やっぱ女ばかりでもよかったと思えた。

「おーい啓くん、朝だぞ…って、起きるわけがないか」
とりあえず身体を起こし着替えることにする。
…そういえば、葵はどこに行ったのだろう。
香澄ちゃんは結局誰の部屋で寝たのだろう。

気になることがたくさんのまま、着替えて1階に下りる。

「あっ〜匠さぁん!おはようございまぁす〜」
ソファーにちょこんと、香澄ちゃんが座っていた。

「あれ?1人?」
「はぁい〜まだ皆寝ているようでぇす。」
…確かに僕とて、こんなに早起きするのは久しぶりだった。

「香澄ちゃんは早いんだね。眠れなかったの?」
「そういう訳じゃありませんけど、今日匠さんに桜ちゃんを紹介すると思うと、興奮しちゃってぇ」
…おっ、僕の方が興奮するよ…

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