ほんの少しの勇気で人生って変わると思う 408
剥き出しになった自身は、すぐさまに反応を見せた。
普段の僕だったらそんなモン慌てて隠した筈なのに、アルコールの力は僕を大胆にした…
膝を左右に広げ、その勃ち上がっていく過程を遥さんに見せる…
「ぃや…」
小さく声を上げる遥さんは、眼を開いて僕の変貌をジッと見ていた…
「ああああ…あぁああ…」
僕自身がそそりたっていく過程を見ているうちに、遥さんが声にならない声を上げる。
真っ赤になった遥さんの顔…年上だけど可愛らしい。
「遥さ〜ん」
酒のせいで気分が大きくなった僕は、そのいきり立ったモノを見せつけながら遥さんに近づいた。
這い擦るようにして遥さんの腕を掴む…
流石に遥さんは恐怖を感じたのだろう…
僕の手から逃れようと、必死になって暴れだした…
そんな遥さんを僕は力いっぱいに押さえ着け、声を出されないように口を覆った…
「んんっ、んっ、んん〜〜!!!!」
苦しそうにうめきながら、身体をジタバタさせる遥さん。
宏は先に酔いつぶれて、別の部屋で寝ていたから気にすることはなかったのかもしれないが…
手で覆っていた遥さんの口を、いったん解放する。
「匠くん…」
涙を浮かべて首を横に振る遥さん。
素面なら、ここでやめるはず。しかし今は違う。
唇を自らの唇で奪い、胸を乱暴に揉みしだき、片手をスカートに潜り込ませる。
力が入り過ぎ、ビリっと布が破ける音が鈍く耳に届いた…
これ以上やってはマズイ…
そう自分を戒めるもう一人の自分は確かにいた…
それでもそれを聞き入れられないとばかりに、僕は遥さんの服を引き裂いた…