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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う
官能リレー小説 - 年下

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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う 397

「でも旦那さんが許さないんじゃ?…」

「俺かぁ?構わん構わん。そんなこと一々気にしていたら、年頃の女の子の父親なんてやってられないからなぁ。」

おっと;旦那さんのお帰りですね;
僕の洋服を抱えた男の人…やっぱ夏子さんのご主人だけあって、かっこいい人だよな…

「あ、すみません!なんだか跳んだ御迷惑をお掛けしてしまってぇ;…」

「いやいや、構わないよ。若気のいたりってのかな、俺も昔は君のようなことが何度もあったさ」
「その度私が介抱してたのよね〜」
…ああ、仲がよろしいことで。

「はい、紹介が遅れたけど私の旦那様、浅野春秋」
…おお、一家で春夏秋冬揃った。
「ああ…どうも…」

「そんな今更改まらんでもいいさ、さっきまでの元気はどうしたんだよ?…」
そう言われましても;…春秋さんの顔すら記憶に無い訳で;…

「お父さんもお母さんも起こしてくれればよかったのにぃー〜!匠さんのそんな姿、見たかったなぁ〜!」
冬美ちゃん、そんな姿って…単なる全裸ですから;…

「それでも、冬美も十分楽しんだでしょ?」
…何を『楽しんだ』って意味でしょう、それは

「えへへへ〜」
もう、この娘はホントいろんな意味で将来楽しみですね…

「…もう遅いですし寝ますわ…」
「ふふっ、匠さん、明日はお休みですよ〜」

「あ、明日皆さんゆっくり寝ていてください、せっかくの休日なんですから…僕は朝になったらそっと失礼させて頂きますから…」
「そんなこと言わずに匠くんも寝坊しちゃったら?家は全然構わなくってよ…」
「あ、いや…一応家に待ってる奴がいるもんで;…」
「やだぁ〜もう新婚気分な訳ぇ〜?」
夏子さん;…そう虐めないで下さいよ…

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