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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う
官能リレー小説 - 年下

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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う 371

「おっ!桜ちゃん久しぶりだねぇ」
僕の顔は自然と笑顔になる。

「本当ですよ。あれから全然お顔を見せに来てくださらないから、お嬢様心配しておいででした…」
それであの三人を寄越した訳か…

「そういえば他のメイドさんたちは?…」

「みんなそれぞれの業務の最中ですよ。ソフィアと萌には新人の教育を任せてますし」
「あ、新人入ったんだね」
「純さんの穴は、そうでもないと埋まりませんから」

…やっぱり純ちゃんはそれだけの存在だったのね。
ちょっと新人さんにも会ってみたい気もするけど。

「若い子なの?その新人さんは…」
「ああ〜匠さんったら、また変なこと考えてません?」
「『変なって』何だよぉ…桜ちゃん、僕のこと誤解してないかぁ?」
「誤解かしらぁ?〜聞きましたよ純さんからも萌からもぉ…」
うわぁ;
女の子って仲のいい人には何でも話しちゃうんでしょうか?;…

「あ、あれはたまたまって言うか…何って言ったらいいかぁ;;;…」
「クスっ、凄い汗でぇすよぉ。お嬢様に会う前にシャワーでも…どうですぅ?」

「…いや、そこまではいいよ」
「そうですかぁ」
…まったく、桜ちゃん…会う度に人の扱いが上手くなっているような。

「新人さん2人ですけど、一人は大学生で、私より年上なんですよ」
「ほう」
「もう一人は…匠さん、気をつけてくださいよ〜」
「何が?」
「15歳ですよ〜、手を出したりしたら…」
…出しませんって。
というか、その年齢でってことは何か理由がありそうですね。

「なんか訳ありの子だったりする訳?…」
僕は何気に聞けてみる…

「さあ…何でも伊藤さんの紹介らしいけど…」
伊藤さんかよ…;
和彦さんと話しをしてから僕の中では、伊藤さんと涼香さんへの信頼は…地に落ちていた…

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