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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う
官能リレー小説 - 年下

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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う 266

それよりも…
「あの、これ、いつまで…」
「あ、もうちょっと待ってね」
「商品プレゼン資料用に…」
夏子さんが何かすごいこと言ってますが…

「試着って、まだあるんですか?」
「えーと、あと数枚だっけ」

まだそんなに穿かなくちゃいけないんですか…;

「柏原く〜ん、そんな嫌な顔しないでぇよぉ。これ全部じゃないのよ、他のモデルくんもいるから大丈夫だよ。」
…ゆかりさん、それを聞いて安心しましたよ。

「今回は美月ちゃんと美玲ちゃんもモデルとして参加するから心強いでしょ?」
「へぇ?女ものもあるんですか?」
「違う違う、最近の女の子は男子もののパンツを穿いたりもするんだよぉ〜」

そ、そんな時代になったんですか…

「あ、言っとくけどこれが初めてなわけじゃないから」
「結構いいもんですよ、男性用パンツ」
美月ちゃんと美玲ちゃんが揃って言う。
…そういうもんなのでしょうか、どんどん僕の中で常識が狂いそうです。

「さて、次はどれ行きましょうかね」
沙織ちゃんが腕組みして言う。

「まあ時間も無いし、後は本番ででいいんじゃない?」
夏子さん、その一言に何か救われた気もしますが…

「モデルくんたちはもう来てるの?」
「はぁい〜皆学校が終わって、来ますよぉ!」
「学校?」
「あら、言ってなかったはね。今日発表する新作は主にティーンエイジャー向けなのよ。」
「だぁらぁ〜現役高校生くんたちにお願いしたんですぅ〜」

…へえ、高校生ねえ。
まあ、素人がいきなりモデルにって話も結構聞くからな。
香澄ちゃんやうちの妹3人、青山家のメイド軍団もその素質はあるだろう…って、それは違うか。

「僕、このまま居ていいんですか?」
「これからの勉強ってことでも。どちらでも良いけどね」
ゆかりさんが言う。

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