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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う
官能リレー小説 - 年下

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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う 263

「う、うん…」
ここまできたんだ、覚悟を決めるしかないよな…
覆った手を退ける瞬間に、こそっと皮を剥く…
やっぱり男としては、恥ずかしいもんね;

「わぁあ〜」
小さく声を上げる沙織ちゃん…

ちょっとちょっと…『わぁあ』って何ですかぁ?;


「あっははは、ははは、はは…」
…いや待て、その笑いはなんだ。
軽蔑か?皮肉か?だったら女の子でも容赦はしない…

「いえ…すいません、実際、こういう場面だと、どうしていいのかですよね」
頬を赤くして、視線を逸らし気味の沙織ちゃん。
…意外にウブなのね。
「…いや、見たことはありますからね?」

「あ、そりゃあそうだよね…」
そんな反応されると、こっちまで恥ずかしくなる…

「比べないでくれよ…あんまり自信無いだ…」
ソコを摘み…照れながら言う。

「大丈夫ですよ…男の勝負はこの状態では無いですもん…」

済まし笑顔の沙織ちゃんを見て、僕は複雑な思いに。

正直、その勝負の状態にもいまいち自信はなくてねぇ。
…なんてことはどうでもいいか

「じゃあ早速これを!」
「はいはい」
沙織ちゃんが例の薄布を手渡してきた。

とてもじゃないけど下着って感じがしないね…

「これって?…」
沙織ちゃんの機嫌を害わないように、伺いをたてる…

「やっぱりどうやって着けるのか分からないでしょ?…来たかいがあったはぁ!」
そういう問題じゃなくて、これって下着として成立するのか聞いているんですけどね…

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