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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う
官能リレー小説 - 年下

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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う 261

「図星でしょ?」
「何で、分かったんですか?」
「そりゃあ分かるよ〜、そんなピチピチなの毎日穿いていたら中身だってもっと小さい筈だもん〜」
「へぇ?それって関係あるの?」
「勿論だよ!だから本当のこと言うと、今流行りのボクサーパンツなんかより、ブカブカのトランクスの方が、男性器にはずっといいんだよね〜」

沙織ちゃん!なんて分かってらっしゃる〜!

「じゃあ、そんなトランクスタイプも開発してるの?」
「一応、ですね。最近はフィット感が求められるのばかりで少ないんですけど」
沙織ちゃんが例の薄布を手にする。

「だからぁ、柏原さんには身体張って頑張ってほしくてぇ、私もどんどんいろいろと考えていきますから〜」
…ええー…

沙織ちゃんの真剣な眼差しを見ると、身が引き締まる思いがする。
彼女にとっては、これは学園祭の遊びなんかでは決して無いのだと思い知らされた。

「僕でよかったら何でも言ってくれよ。唯一の男として沙織ちゃんの力になるさ!」

「うぁ本当ですかぁ〜!やっとこれも日の目を見れます〜」

…やっと?
「…それ、そんな前から開発してたの?」
「はい、私が新人だった頃からかな?」
…よほど不評だったんじゃないの?…

「じゃあそのパンツも脱いじゃってくださいね、こっちを穿いてもらいますので」

「あっ、そうだよね…」
照れるなと思いながらも、やはり照れてしまう…
それでも、沙織ちゃんが手にしたパンツに気を取られている隙に、急いでゴムに手を掛ける。
うっ…
案の定、小さすぎるそれは勢いよく脱げる訳はなかった。
まるで水泳の時に穿いた競泳用のパンツみたいに、ピッタリと臀部に貼り付いているのだ。

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