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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う
官能リレー小説 - 年下

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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う 260

沙織ちゃんは僕が部屋に入ったときから変わらずニヤニヤしたまま一緒に着いてきた。

「ここでどうぞ」
人一人、もしくは2人やっと入れるくらいの小部屋。
…相手が女の子だと余計緊張する。

沙織ちゃんは僕より一つか二つ年下だろうか。
今時のギャルがそのまま社会人になったような感じの子だ。

躊躇するともっと恥ずかしくなると思い、僕はスーツを脱ぎ、ワイシャツの釦を外す…

沙織ちゃんを見ると、今までのニヤニヤ顔は止まり、不思議そうに僕を見ていた。
「どうかした?」
「あ、ちょっと失礼。」

沙織ちゃんはワイシャツの裾を持ち上げ、僕の穿いているパンツを見る…

…そういえばこれ、啓くんのパンツだった。

沙織ちゃんはしばらくじーっと眺めた後、僕の顔を見て、ニヤリと笑う。
「…素晴らしいですよ、柏原さん」
さらに耳元で囁かれた。
背中にゾクゾクする感じが。

「普段からそういうの穿いていれば、全然問題ないですよ」

ん?…これって普通のパンツだよな?
僕は沙織ちゃんが何を言っているのか分からない…

まあ確かにこれは小尻の啓くんパンツだから、僕の身体よりかはワンサイズ以上は小さめで、やけにモッコリが際立って見えてしまっているんだけどね…;

「うーん…でもあのときのあれと違うのは、やっぱりパンツのせいかな」
…あれって…遥さんが撮って送った奴ですよね?

「柏原さん、いつもはもうワンサイズ大きいのはいてますよね?」
「えっ?」
…沙織ちゃん、なぜ君はそんなに鋭いんだい…?

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