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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う
官能リレー小説 - 年下

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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う 259

今頃探すだなんて、それって今日発表するんじゃ無かったんですか?

「ありましたぁ〜!どうですこれ?」
そう聞かれても…そんな小さな布っきれ、どんな形かも分かりませんけど…

「わぁ久しぶりに見たはそれ、沙織の自信作だよね!」
「はい!…男性の身体の美しさを邪魔しない、極小な布のみを使用したエコパンツなんですぁ」
「それなのに今まで、それを掃いてくれるモデルくんはいなかったんだよね〜」

…そりゃいないと思いますよ
だって、それ、布面積も小さいし、生地薄いし、ちょっと引っ張っただけで破れそうですよ…?
日本人の身に着けるものではないような気もする。
筋骨隆々な外人の方に…それも問題ありか。

「柏原さんどうぞ」
「どうぞって言われても…」

「恥ずかしがること無いはぁ、私たちは職業柄、もう何本も見てきているもの。」
ゆかりさん、その“本”って言うのやめてくださいよ;…

「柏原さんのは写真で見て、だいたい想像はついてから安心して大丈夫よ!」
夏子さん、それって期待はしていないからってことですかね;?…

…うん、なんなんだろう。
男として恥ずかしい反面、プライドが傷つくような気もするというか。
…この部署に男が入ってこない理由が何と無くわかる。

「えっと、どうすれば…」
「向こうで穿いて、こっちに来てくれたら」
…あ、さすがに目の前とは言いませんか。
ちょっと安心しました。

「で、何で沙織ちゃんが着いてくるんですか;?…」
「お手伝いしますよ〜」
お手伝いって、子供じゃないんだからさぁ…;

「ありがたいけど、パンツぐらい一人で穿けますから…」
「いえ、私がいないとどう着けるのか、きっと分かりませんよ〜」

なんだなんだ?そんなもん売れないだろ!

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