PiPi's World 投稿小説

ほんの少しの勇気で人生って変わると思う
官能リレー小説 - 年下

の最初へ
 256
 258
の最後へ

ほんの少しの勇気で人生って変わると思う 258

「あらあらあららら、葉月ちゃんたら顔真っ赤だよ〜」
「女子高育ちで男の子慣れしてないのよね〜」
「ってか、柏原さんって葉月ちゃんみたいな子がタイプなのね…」
…言いたい放題だな3人組よ。
ホントに彼女らは『三人寄れば姦しい』を地で行く存在かもしれない。

「さーてー、紹介も終わったところで、早速仕事に取り掛かりましょうか〜」
…にしては、気の抜けた声のゆかりさんである。

「どうしたのよ、ゆかり…社長が来れないからって、気落ちしない!」
ゆかりさんの背中をピシャリと叩く夏子さん…

あ、和彦さんが来ることになっていたのか…
僕としてはこんな形で会いたくは無いから、それを聞いて、安心しましたけどね…

「じゃあ早速柏原くんにモデルになってもらう?」
「そうしましょう!」
夏子さんに対し、美玲ちゃんが答える。
…いきなりですか。

「どれから行こうかしら」
「例のアレで…」
「…ちょっとそれは早いんじゃないかな〜」

「そうですか?…ゆかりさんはどう思います?」
「う〜ん、柏原さんにはちょっと過激過ぎる気もするし…悩み所よね…、アレをデザインした沙織ちゃんはどう思う?」
「私はマッチョなモデルくんよりも寧ろ、普通の男性の変身願望を刺激する柏原さんに穿いて欲しいです。」

…変身願望って何なんですか。
僕はなるべくなら普通でいいです。それでかまいません。

「あー!柏原さん露骨に嫌な顔してるー!!そんなんじゃダメなんだよぉー!」
美玲ちゃん…だから声でかいって…
「まあまあまあ。実物をまずは見てってことで」
沙織ちゃんは部屋の棚から何かを漁る。

SNSでこの小説を紹介

年下の他のリレー小説

こちらから小説を探す