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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う
官能リレー小説 - 年下

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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う 257

「柏原さん!私に感謝してくださいよぉ〜何せ、初めに柏原さんに目ぇ付けたの、私なんですから〜」
「…あ、そうだったの?、こうしてここにいらるのも、君のお蔭って訳か…」

「やだぁ君だなんてぇ他人行儀なぁ〜美月って呼んでください〜」
他人行儀って…今会ったばかりなんだから、充分他人だと思いますけど…;


「はいはい次ぃ〜、私、早川美玲!よろしくです、柏原さん!」
ひときわ元気の良い子が出てきました。

「声でかいねー…」
「いやいやそんなことないです〜」
美玲ちゃん…この底抜けの明るさ、誰かさんに通ずるところがありますぞ…

「OKして頂いてよかったでぇす〜…実は今日のモデルくんの手配担当してたの、私なぁんです〜」
お前かよ…;
「1人、急遽来れなくなったと聞いたけど?…]
「はいぃ。モデル事務所に連絡してもぉ今日はもう増やせないって言うしぃぃ、もうどうしようかとパニくっちゃてたんですぅぅ」

「美玲ちゃんこれも怪我の功名よ!柏原さんがやってくださるんだからぁ!」
「ホント!もう気にすること無いって!案外モデルくんよりも柏原さんの方がいいんじゃない?」
「それは言えてるぅ!一番のやつ、柏原さんに穿いてもらおうよぉ!」

沙織ちゃんに美月ちゃんに美玲ちゃん…テンション高えなおい。
…そしてなんかすごいの穿かされそうな気がしてきた。
背中に寒気のようなものが。

さて最後か?
「…あの…浦辺葉月といいます…その、よろしくお願いします…」
部屋の隅っこでモジモジしている女の子が、恥ずかしそうに話す。
「葉月ちゃんはこの春入った新人ちゃんなのよ〜」
美玲ちゃんが言う。

「よろしく!葉月ちゃん…!」
僕の方から歩み寄り、ニコリと笑ってみる…

「あ、いえ…こちらこそです…」
頬を林檎のように染め、俯く葉月ちゃん…

やべ、可愛いではないか…
僕の知った中には、いなかったタイプだ…

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