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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う
官能リレー小説 - 年下

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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う 251

まさか僕は和彦さんの息子で、この会社の次期後継者になる可能性があるなんて、言える訳ないもんな…
まあそうなったら、ゆかりさんは僕の部下になる訳で…何でも言うこと聞かせられる訳で…

『おい!人のパンツ見ておいて、自分は見せないってのはどういう了見だぁ!』
『柏原様〜お許しをぉ〜』
『つべこべ言わずに、ささっと全部脱ぐんだぁぁ!』
『あれぇ〜〜お代官様ぁ〜ご無体なぁ〜』

むふっふっふっふっ…

「おーい、柏原くん、何ニヤニヤしてるのかな〜?」
「…えっ、はっ!」
「…ふふふ、何考えてたの?」
「い、いえ、なんでもないです!」
「そう…」
危ない…完全に妄想してたわ…

「…そういえば、柏原くんが社長に似ているって噂になっていたわね」

あっ遥さんにも言われた…
「そ、そうすっか?…なんだか光栄だなぁ〜」
僕は照れた素振りで、頭をかいた…

「私もそう思うのよ…容姿もそうだけど、醸し出す雰囲気が似ているって、話していてずっと思っていたの…」

ヤバい…ゆかりさんって結構鋭いんだな…

「そういうところもあって、柏原くんに目をつけたというのもあるわ」
「は、はあ…」
「まあ、気のせいかな」
「そ、そうかと」
そう言うしかなかった。

その後、遥さんとの面接ではほとんど出来なかった(やらなかったというのか)
僕の人となりとか、過去の経歴をゆかりさんに話した。

「いいと思うは…その思いを是非我が部署で発揮して欲しいは…」
「本当ですか?…」
「ええ勿論よ!苦労しているだけあって、考え方もしっかりしているし、プレゼンテーションだけはやけに上手い今時の子とは違って、説得力を感じたは…」

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