ほんの少しの勇気で人生って変わると思う 235
「す、全てって?…全てですか?…」
「もちろんそうよ〜、だってそんな状態の写メ、白鳥部長に送る訳にいかないでしょ?…」
確かにおしゃる通りです…
僕がどんなパンツを穿いているかを確認する為の写メが、そこにテントを張っていたら確認も何も無いですよね;…
「白鳥さんは大人の女性だから、そんなことは気にしないだろうけど…送ったら私、怒られるかな?」
…そんなの知らないです…僕はその白鳥部長って会ったこともないですから…
「私、脱がしてあげようか?」
「あ、いえ、自分でやりますから…」
遥さんが頬を赤らめる。
背中を向けてズボンを下ろす…
案の定、パンツをモッコリと膨らますソコは重量を増していた…
「なんか変な薬飲んじゃって…ああいうのも結構効くんですね…」
言い訳がましく頭をかく…
「ふふふ…薬のせいなんかにしなくたっていいよ…私だって、期待していたんだもん…」
遥さんはとろんとした表情で僕を見る。
…飲み過ぎじゃないですか?と聞こうとしたそのとき、遥さんが僕に近づき、そのままベッドになだれ込む…
「遥さん…?」
「あのときの、お返しだよ…」
そう言って、唇を重ねた。
すぐにそれは深いキスへと変わる。
為されるがままに、僕はその舌を受け止め、身体の上をさ迷う触手に身体を固くした。
「ぅ…」
遥さんの撫でるような手が、パンツの上からソコを捉えた時、僕は小さな声を漏らした…
布越しに滑る指は、その存在を確かめるように左右を上下し、括れ部分を指腹で摩ってくる…