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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う
官能リレー小説 - 年下

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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う 1163

「とっても良かったです」
「僕もだよ」

事後しばらくして、ソフィアちゃんがシャワーを浴びる。
僕は脱衣所の扉を開け、バスタオルで身体を拭いていた。

「匠さんなしで生きていけなくなったらどうしましょう」
「その時はまた抱いてもいいのかな?」

「もちろんです♪」

そんな約束を交わしバスルームを後にする。

部屋に戻ると香澄は、桜ちゃんと一緒に二人の子供の着替えをさせていた…
「おっ、起きていたのかぁ…」

「ごめんなさい…匠さんのお家に行くっていうのにすっかり寝坊しちゃって…」
「そんなこと構わないさ…妹たちだって昼近くまでは寝ているだろうからね…」

娘2人も可愛らしい服だ。
この子たちにとっては初めての外出になるからね。
桜ちゃんに服を着せてもらった香はキャアキャアとはしゃいでいる。

「弥生さんも一緒に行かれるんですよね?」
「そのつもりみたい」
「なら、家のことは私たちにお任せください」

「桜ちゃんがこの家に居てくれたら何の心配もいらないよ…、そういえば和彦さん、今日帰ってくるんだろ?…」
「はい、咲乃さんとご一緒のようですは…」

「咲乃さんも一緒かぁあ…それなら早く帰って来なくちゃだな…」
「ごめんなさい、久しぶりに皆さんとお会いするのに…」
「香澄が気にすることなんて無いさ…僕がそうしたいんだからね…」

ロングランの映画の撮影がようやく終わり、和彦さんの正式な妻としてのお勤めに…これから一緒に暮らすんだな。

「匠さんとお嬢様はその間ご実家でゆっくりくつろいでください。弥生さんや椿ちゃんにもいいリフレッシュになりますね」
そうか、椿ちゃんも一緒か。

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