ほんの少しの勇気で人生って変わると思う 1157
香澄と娘たちはまだ寝てるはず。
朝風呂のついでにそっちの処理までしてしまおう。
リビングには朝日が差し込んでいる。
今日もよく晴れていい天気だ。
それとともに掃除機の音が…って、ええっ!?
「おはようございます匠さん。早いんですね〜」
例の吸引力の落ちない掃除機を持ったソフィアちゃんが現れた。
「うわぁ;早くから働いているんだね;…」
慌てて股間を隠す;…
やっぱりこういう現象は、男にしか分からないところがあるもんね;…
「匠さんはどうなさったんです?…こんなに早くからご実家に?…」
ああそうだった…
今日は久しぶりに家に帰るんだったよな…
それでもまだ朝の7時。
行くにしてもお昼前から夕方まで過ごすくらいだし、事前にお袋に連絡しておかないと。
「すいません、何するところでした?」
「う、うん…ちょっとお風呂に…」
「朝風呂ですねぇ〜、あ、お風呂はまだ掃除してませんけど…」
「シャワーだけでいいんだけど…使わしてもらってもいいかな?…」
この朝勃ちもそうだけど、昨日はあのまま寝ちゃったからね…
もしかしたらちょっと汗臭いかもしれないもんな…
「もちろんですは…そんなになっていると辛そうですもの…」
「うえっ!?何が??」
「何って、匠さんのソレしかないじゃないですかぁ」
「えええぇっ…」
隠してるつもりが全部バレていたなんて、男としては何とも情けない限り…
「もうすぐお掃除も終わるので…私も汗を流すために入ろうかなぁ、って」
「い、いや、あの…」
「ふふ、お嬢様からはもともとOKはもらってるのですよぉ」