ほんの少しの勇気で人生って変わると思う 1151
夕食も弥生さんたちが持ってきてくれて、椿ちゃんも交えて楽しく頂いた。
そういえば弥生さんも実家について行きたいって言っていたな。
「お腹いっぱいです…」
「たくさん食べて2人に栄養をあげないとな」
香澄の身体を優しく抱きしめる。
「はい、桜ちゃんたちに頼む時はどうしても市販のミルクになってしまうので、私がいる時は出来るだけ母乳をあげたいと思っているんです…」
そうか…母乳の持つパワーって計り知れないって言うもんな…
ある意味、女性の神秘だ…
香澄の胸は子供の授乳期を迎えたせいもあってか以前よりワンサイズ大きくなったように感じる。
「匠さんもきっと元気になるはずです」
「変なプレイになっちゃうじゃないか…」
隣でそっと手を握ると香澄がおでこにキスしてくる。
「いいのか?…香がやっと眠ったばかりだというのに…」
「だからですよぉ…二人が同時に眠っていることなんて、そうはありませんからぁ…」
って言うことは…香澄はヤル気マンマンってことかよ;…
流石にあんなに激しいセックスを茜ちゃんとヤッたばかりだと腰が引けてしまう;…
「もういい時間ですしぃ、お風呂入りましょ」
「ああ、そういうこと…」
さすがに隣でおっぱじめることなんてできないしなぁ。
香澄はもうその気で、僕を見つめる目がもう母親から女に切り替わっている。
この切り替えスイッチ、どこにあるんだろう。
「ふふ、私ってどうしようもないですね」
「そんなことないさ」