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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う
官能リレー小説 - 年下

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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う 1134

イイ存在かぁ…
だけど相手が新庄だと思うと些か複雑だ;…

「相手の子はいい子なんでしょ?…」
「まあ…悪い奴ではありませんけど;…」

確かにお袋との事を知る前までは、新庄のことを弟のように思っていたんだもんな…

「操だってきっといけないことだと思いながら付き合ってるんだと思う。匠くんはそれを受け入れながら、見守ることが大事だと思う」
「そうですか…」
「私だって人のことはとやかく言えないんだもの」

それを言われたら…僕もだ。

新庄の奴が本気なのかどうかも知らないし、今は無理に離れさせるというのは避けるべきだな…

「まあそれはそうとは思うんですけど…やっぱ親父のことを考えると…何かやるせなくて…」
「そうね…私も先生の立場になると…匠くんと同じ気持ちにはなるは…」

「ですよね?…真面目な親父は、浮気ひとつしていませんからね…」

「でもね…操ばかりせめるのも可哀想かな?…、この際だから匠くんに教えておくけど…操、もうここ何年も、柏原先生に抱いて貰ってないそうなのよ…」

確かに…
お袋と新庄とのアレは聞いたけど、親父とそっちの方があったとは…

「先生ももういいお歳だし、満足できないことも…あるでしょ?」
「はい…」
「自分を満たすためには若いエキスが必要…私だってあの頃匠くんを求めて散々ヤッちゃったわけで…」

まあ分からなくは無い;…
若い妻を持った親父は、将来の自分を見るようでちょっと辛い;…

「僕も…性欲を満たすセックスは必要だとは思っているんですけどね…」
そういうセックスも散々してきた訳だし;…

「男も女も…心より先に身体がそれを求めてしまうことって…あるんじゃないかしら?」

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