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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う
官能リレー小説 - 年下

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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う 104

「へぇ〜そうだったんだ…なんか意外だな…」
「皆にそう言われます…舞は女の子にしか興味が無いんだと、思っていたって…」
「うん、僕も香澄ちゃんのこと聞いていたから、そうだとばかり思っていたさ…」
「お嬢様は私にとっては特別ですよ…私だって普通の女の子と同じ…男の人の身体にだって興味ありますよ…」
はい…それは僕の股間に向けられる視線で、何となくは感じていましたよ…
「雪ちゃんや純ちゃんもそんなものかな…」
「あの2人も可愛いですもんね」
…香澄ちゃんを中心に、異様な関係が回っているような気がするが、案外みんな普通だったりするのかな…

「あっ…こっちにいたのね」
僕と舞ちゃんが離れで寛いでいるところに、弥生さんがやってきた。

僕の心はときめいた。
昼食中には何やかんやで、殆ど弥生さんとは話しも出来なかったことを後悔もしていたのだ。

「よかったら、召し上がって。あら、舞ちゃんと2人っきり?…」
意外そうな表情を浮かべる弥生さんは、甘い香りのクッキーを広げる。

「はい、奥様はお取り込み中になってしまって…」
「庭師の伊藤さん?…それとも息子さんの啓くんと?」
「いえ、今はソフィアちゃんですね。」
「まあ…匠くんが来るのを…あんなに楽しみになさっていたのに…」

「…僕の何を楽しみにしてたんですか」
「うふふ、それは匠くんもわかってるんじゃないの?」
悪戯っぽく笑う弥生さん。
…ああ、この顔、あの頃の弥生さんだよ…
こういう笑顔が素敵で、可愛くて、当時高校生の僕はやられたんですよね…

「弥生さんの笑顔を見ると、昔を思い出しますよ。」
僕は感慨深かげに微笑み返す。
「私もよ…匠くんちっとも変わってなくて驚いちゃった…」
「そうですか?僕だってあれからいろいろ経験して、大人になったんですよ〜」
「うふふ…でも匠くんのアソコ、昔のまんまだったはよ…」
ウグェ!
それって…僕が酔いにまかて、素っ裸になった時に見たんですよね…

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