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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う
官能リレー小説 - 年下

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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う 1016

痛みを克服するためにはそれ以上の快感が必要…
これも冬美ちゃんの為なんだ…
僕はそう自分を言い聞かせ、再び挿入を開始する…

「あぁ…感じます…匠さんの硬いのが…私の中にどんどん入ってきますぅぅ…」

「大丈夫?痛くない?」
冬美ちゃんが心配で心配で、自分の気持ちよさよりもそっちばかり意識してしまう。
「大丈夫、です…今は、匠さんが私と、一緒になってるのが、すごくうれしいの…」

冬美ちゃん…
健気な姿に、視界がちょっとぼやけて見えるのはなぜだろう。

「もう、大丈夫です、匠さんの、好きなように、動いて、私をもっと…」

辛いだろうに僕を気使いこんなことが言えるなんて、小学生のくせに冬美ちゃんはもう立派な“女”だよな…
なんだか感動すら覚えてしまう…
僕はこの気持ちに応えてあげなくちゃいけないよな…

「それじゃあいくよ…無理そうだったら我慢しないで言うんだよ…」

「全然、私は大丈夫です」
冬美ちゃんの表情は変わらなかった。
いったん視線を逸らし、中に向かって自らを送り込むことに集中する。

「あ、あっ」
小さく喘ぎ声が漏れる。
「んっ、は、うんっ、た、匠さんっ」
それは痛みや苦しみではなく快楽を伴う甘い声だ。

僕はそれを引き出せたことにホッと胸を撫で下ろす…
やっぱり初めての経験だろうと、セックスの悦びはしっかりと味合って欲しいもんな…

「好きだよ冬美ちゃん…」
腰を動かしながらキスをする…

押し切られる感じでこうなっちゃったけど、今は本当に冬美ちゃんのことが愛しかった。

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