ほんの少しの勇気で人生って変わると思う 1008
「そうじゃなくて、こないだ何か悩んでいただろ?…」
今思えば彼氏のことだったんだよな…
「そうでしたぁ?…なんか前のことだから忘れちゃいました…」
ってことは、彼氏とは上手くいっているってことなのかな?…
新庄を夏子さんたちの寝室に運び、ベッドに寝かせる。
夏子さんはバタバタしてるのか、どこかに行ってしまった。
「せっかくだから私の部屋でゆっくりしてください」
「いいの?」
「はい、匠さんとはまたゆっくりお話ししたいと思ってたから…」
パンパンに膨らんで見える胸の前で手を当てる冬美ちゃん。
やっぱり彼氏の相談があるのかな?…
「それじゃあ聞かせてもらおうかな、冬美ちゃんの話し…」
「はい!、でもいいんですかぁこの人このままで…」
「えっ?…大丈夫だろ…もう朝まで起きないじゃないかな…」
「そうですか…それじゃあせめて楽な格好に着替えさせてあげましょうよ…」
「いや、大丈夫じゃないかな?もうぐっすり寝ているし無理に…」
「そうですかねー…」
…それよりも見せたくないモノがあるんだよ、冬美ちゃんはもしかしてそれを期待してるのか?
ちょうどその時新庄がモゾモゾ身体を動かす。
テントを張ったソレが冬美ちゃんの目の前に…
「クスッ…やっぱりそうだったぁ…」
おい;驚いたりしないのかよ?;…
「やっぱりって;…冬美ちゃんはコイツがこんなになってるの気づいていたのか?…」
「はい!…でもはっきりとは見えませんでしたから、ちょっと気になってぇぇ…」
まあそういうことに興味津々のお年頃なんでしょうけど;…