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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う
官能リレー小説 - 年下

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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う 1006

「それならちょっとだけ冬美ちゃんの顔見て行くかな…」
こんな新庄じゃ降ろす時も大変だろう…
僕の時みたいに春秋さんに迷惑を掛ける訳にもいかないしな…

「よかった…いくらこんなおばさんでも、連れて帰ったとなると美玲ちゃんもいい気はしないだろうし…」

「美玲ちゃんとコイツ、まだいい関係なんですかね?」
「私はそう思っていたいな…今日は美玲ちゃん、わざと避けてた感じがしたけど」
「僕もそう思いました」

1人定時で上がったのも気になるしな。
そう考えながら夏子さんの車に乗り込んだ。

「新庄くんがこんなにまで飲むのも珍しいのよ…」
シートベルトを掛け、夏子さんはハンドルを握る…

「それゃあ皆可愛いから、コイツだって舞い上がちゃったんじゃないですかぁ?…」
後部座席にひっくり返っている新庄…
ヨレヨレのワイシャツの裾を出し、ズボンの上からは派手なパンツが丸見えだ;…

「それだったらいいんだけどね…」
夏子さんの声のトーンは上がらない。
僕は不思議に思って首をかしげる。

「何かを忘れるように浴びるように酒を飲む…そんなこと、考え過ぎかしら」
「…」
それは、美玲ちゃんとの関係が…ってことなのか?

確かに今日の美玲ちゃんの態度は変だった…
ふと、新庄とはセックスレスな関係だって美玲ちゃんが言っていたことを思い出す…
やっぱそれが原因なのか?…

寝息を立てる後部座席に目をやる…
嫌でも気づいてしまう股間の膨らみ…何だコイツ…勃ってんのかよ;…

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