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磁石
官能リレー小説 - 純愛

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磁石 3

狭く硬い車内とやわらかい亜衣のぬくもり。

助手席から亜衣を引き寄せる。左手は背中に。ベストのセーターを感じながら。右手はお尻に。もう少し手を伸ばせば、スカートが短いから肌にふれてしまいそうだ。
「啓太君、寂しい?」耳元で亜衣がささやく。

啓太は、亜衣の身体が欲しくてたまらなくなった。
心のすっぽりとあいた穴を埋めたくて・・・。
それ以上に身体が、求めていた・・・。



「お姉ちゃんの代わり?」
亜衣がささやくように言葉を続ける。
自分のカラダを押しつけてきているような気さえする。

亜衣は自分自身の身体が、男にとって
どういう影響を及ぼしているか、
わかっているような気がした。

啓太は強く車内で抱きしめた。
亜衣は、明らかに
それを受け止めていた・・・。

やわらかい肉体。ふくらみかけた乳房。
おおきなお尻。



制服に包まれているそのカラダを、啓太は想像していた。透き通るほど白い肌。細く華奢な印象を与えながらも、やわらかな曲線美をえがく裸体。

腕にぬくもりを感じながら、手でそれを確かめるように抱きしめている。短いスカートから少し手を動かし、太ももに触れてしまった・・・。


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