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人生、いくらでもやり直せるさ
官能リレー小説 - その他

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人生、いくらでもやり直せるさ 66

そして、それから月日が経った。

とうとうこの日が来た。
愛花と茜がAV女優としてデビューする日だ。
愛花は堀あまね、茜は水内春香と言う芸名で活動する。
彼女達が産んだ女の子も大きくなって可愛い盛り。
その子達を真由美と雪乃に預けて、2人は撮影に行ったのだ。

そして真由美の方は・・・
熟女風俗の店でトップとなり、もう予約すら取れないぐらいの人気者に・・・
正直その稼ぎだけで全員が余裕で暮らしていけるぐらいだ。
彼女も女の子のママとして昼間は子育てに勤しみ、夜になると男達と身体を重ねる日々を送っていた。

そんな中、俺はと言うと・・・
一階店舗の内装が出来上がり、小料理屋を始める準備が出来ていた。
営業時間は、夕方から夜中と言う時間帯だから昼間はそれなりに余裕がある。
その時間を子供達との時間に当てていた。

その小料理屋で男の子のママになった雪乃も働く。
着物姿での接客だ。
雪乃に着物を着せると品の良い奥様感が良く出て、きっと彼女目当ての客も増えるだろうと思う。
だが、雪乃は俺の妻だから客に提供する気は無い。
あくまで料理とお酒をメインにした健全な店なのだ。

立地も良かったのか、開店してすぐに数人の固定客もついた。
美人で愛想もいい雪乃はたちまち人気者になった。
客は中年層が多いが迷惑なこともなく、最初の常連からは温かい言葉も頂いた。

「大変だけど、皆さんいいお客様でした」

ある日、店の営業を終えて着物を脱いだ雪乃が笑顔で一息ついて言う。

着物を脱ぐ・・・
雪乃は着物の下はノーブラノーパンなので、今は全裸である。
更にディルドを咥えて、ゴム紐で乳首ピアスに固定して接客をしていた。
こうやって俺に調教されながら共に仕事をするのが雪乃の喜びなのだ。

そして暖簾を下ろし閉店の札をかけると、全裸になる。
全裸で後片付けが彼女のスタイルだった。

「俺としては・・・今日は雪乃をいやらしい目で見る新規の客がいたからなぁ・・・」

当然だが美人女将の雪乃をそう言う目で見る男はちらほらと来る。
こればかりは仕方ない。

「ふふ・・・いやらしい目で見られるのって嬉しいです」

調教されている雪乃からすればそれを楽しみにしてるぐらいらしい。
流石に多少のセクハラ発言はあろうと、直接触られたりとかは無い。
ただ雪乃の無自覚な魔性の女っぷりを知ってるだけに心配ではある。

「夫婦でやっている店なんですから・・・口説く人なんていませんよ」

そう言って左手の薬指の指輪を愛おしげに雪乃が撫でた。
開店祝いに俺が彼女に渡したものだ。

この街に来て働き始めて、それで出来た少ない収入を貯めてきて買ったのだ。
自慢できるようなものでもなく、安物だが雪乃は驚いて、涙を流しながらありがとう、と受け取ってくれた。
店が順調に売り上げを伸ばして行けたら真由美や茜、愛花にも買ってあげようと思っている。

「夫婦だろうが狙ってる奴は容赦ないぜ」
「大丈夫です。私はもう、身も心も悟志さんのモノですから」

そう微笑んで抱きついてくる雪乃。
店の中で全裸の雪乃と抱き合う背徳感が凄い。

「お仕事中に悟志さんに調教して貰ってるので・・・他の人の事なんてどうでもいいんです」

今日もノーブラノーパンでディルドを咥え込んで接客してたのだが、そんな事を感じさせない仕事ぶりだった。
ただ、仕事中も旦那好きアピールをお客の前でするので、俺が客から冷やかされる事はあった。
勿論俺も『嫁さんのお陰で店が成り立ってます』的な態度を見せているので、そこに割り込もうとする男は大概だろう。

「パパとママ・・・イチャイチャしてたらお仕事終わらないよー」

そう言いながら店に現れたのは愛花だ。
真由美が仕事に出てるから、撮影から帰ってきた愛花と茜が子供達の面倒を見ているのだが、それを茜に任せて降りてきたのかもしれない。
こうやって閉店作業を手伝いにくるのは、茜も愛花もよくある事だ。
だかお仕事終わらないと言いつつ、降りて来た彼女も全裸・・・
勿論その気なのだろう。

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