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人生、いくらでもやり直せるさ
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人生、いくらでもやり直せるさ 15

持ち出した通帳にはそれなりにお金があるようだが、引き出せば足がつくので使わせたくはない。

「むしろ君を手に入れる為の必要経費と思って欲しい」
「なら、後で身体でたっぷりお返ししますね」

小声で言い合って笑い合う。
そして次は靴を見に行く。
今のスニーカーは行動するにはいいのだが、流石に服のコーディネートに合わない。
なので大人びた雰囲気に合うような靴をいくつかチョイスして次の所に向かう。

次はいよいよと言うか、下着なので流石にこれは外で待つ。
支払いだけ顔を出して、やっぱり気恥ずかしさでそそくさと出ると、愛花ちゃんは横でクスクスと笑っていた。

その後、トイレを使って着替えた愛花ちゃんはすっかひと大人の女。
もう連れ立って歩いてもさほど違和感が無い感じになった。
女の子は化粧で化けると言うが、改めて成る程と思ったのだ。

そして車に乗り込み今日の宿へ向かう事にした。
折角だから、内風呂付きの温泉旅館にしようと予約したのだ。

1人だとビジネスホテルでも充分だったが、折角女連れになった事だし温泉でもと考えたのだ。

その道中に自然公園があるからと立ち寄ってみる。
愛花ちゃんも隣の県のこの辺りまでは来る事は無かったらしいので少し散策する事にした。


閑散とした駐車場から遊歩道に向かう。
この先に滝があるみたいだ。

俺が歩き出すと、愛花ちゃんは俺の腕に腕を絡めてくる。
微笑んだ愛花ちゃんが可愛くて思わずキスすると、彼女も応えてくる。
これは久々にデート感があって心躍ってしまう。

「服のチョイスも良かったね」
「ふふ・・・結構お気に入りです」

淡い色のスカートとニットのトップス。
ニットを暴力的に押し上げるたわわな膨らみに釘付けになる。
少しそれを意識してか、愛花ちゃんは見せつけるように胸を張る。

「男の人とデートって・・・パパ以来です」

恐らくそれは亡くなった実父の事だろう。
彼女の口ぶりから実父が大好きだったのがよく分かり、それがまた可愛らしかったりする。
俺もデートは娘と行って以来だ。

元妻がつれなくなってからというもの、もっぱら休日の相手は娘だった。
娘は担任教師と関係するまでは俺にべったりで、仕事の合間の癒しでもあった。
愛花ちゃんと実父の関係は、俺と娘の関係とほぼ一緒だったのだろう。

緩やかな上り坂を歩いて、滝のある場所まで来た。
そこまで水流がすごいわけではないが、周辺だけ涼しい風が吹いて心地よい。

「綺麗ですね」
「そうだな」

愛花ちゃんの背後に回って身体を軽く抱きしめた。

俺の胸に背中を預けてくる愛花ちゃん。
幸せそうな微笑みを見ると、俺まで幸せになれるようだった。

「悟志さん・・・ここで見て下さい」

そう言って愛花ちゃんは身を離した。
そしてその幸せそうな笑みが、どこか悲しみを帯びた笑みへと変わって行ったのだ。


全ての服を脱いで、股を広げて乳とデカクリを自ら弄る愛花ちゃん。
誰が来るとも分からない所で、彼女はオナニーを始めたのだ。
俺にはただ、見て下さいと言って・・・

「あっ、あっ・・・いいっ、いいっ・・・」

一心不乱に自慰に耽る愛花ちゃん。
野外で全裸。
だが、恥ずかしがってはいない。
むしろもっと見てとばかりに微笑みすら浮かべていた。

「見て下さいっ!愛花のっ!はしたないオナニーっ!」

たわわな胸を自分で捏ねくり回し、股間のデカクリを指で弄って身悶えする。
彼女の可愛さと淫らさに興奮していく俺がいた。

「パパ・・・ごめんなさい・・・愛花っ、愛花っ・・・外でも人に見られても喜んでオナっちゃう変態になったのぉ・・・」

亡き父への贖罪を口にしながらも、嬉しそうに自慰を続ける愛花ちゃん。

継父とやらは、ここまで愛花ちゃんを調教しきったと言う事なのだろう。

愛花ちゃんのその様子が娘と重なる。
娘をむざむざと喪ってしまった喪失感は、全身を虚無に包み込む程だった。
それをもう繰り返したくない・・・
俺は愛花ちゃんに近付き背後に周り、抱きしめて頭をゆっくり撫でた。

「大丈夫だよ・・・そのまま感じてごらん」
「あああ・・・パパっ・・・パパぁっ・・・どうして・・・どうしてぇ・・・」

最初の出会いから、俺は愛花ちゃんに娘を投影していたのかもしれない。
それと同じく、愛花ちゃんも俺に亡き実父を投影したのだろう。
だから、こんな短期間に俺に懐いたのかもしれない。

「俺は淫乱な愛花が好きだよ」

あえて呼び捨てにして言う。
その言葉に愛花ちゃんはビクンと身を震わせた。

「ああっ!パパっ!パパっ!・・・好きっ!好きなのぉっ!!」

調教され開発され普通の生活ができないぐらい淫乱にされた愛花ちゃん。
青春を滅茶苦茶にされた彼女が最後に踏み止まれたのは亡き実父への思いかもしれない。

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