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海から始まる恋
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海から始まる恋 6


そして岩場には詩織さんと僕以外の姿はなくなった。
まあ姿だけで、しばらくすると少し遠くから彩さんらしき女の人の甘い喘ぎ声が聞こえてくるのだが。

「彩も相変わらずね」
「お友達なんですか」
「幼稚園から大学まで、ずっと一緒の親友だよ」
なるほど、詩織さんと彩さんも僕と英人みたいな関係なんだろうか。

「ホントのこと言うと…今日“男”になる目的だけに海に来たんです…」
こんなこと言わなくても詩織さんは百も承知だろうけど、何だか言わずにはいられなかった…

「私だって同じようなものよ…だから遊び慣れていなそうな一馬くんに声を掛けたの…」
そうなの?
そう言われると、さっき聞いたエロいモーションは、かなり演技じみた…到底詩織さんっぽくない気がしたけど…

なんとなく詩織さんの目的は初々しい男を精通させることにあるように感じられる。
英人の止まらなくなった様子にも引っ掛かるものがあった。いくら必死でがっついているとはいえ、女が居なくなってからも腰を振り続けるものだろうか?

去っていたリーダー格の男は大丈夫だろうか…。僕はなんとなく気になってきていた。
まぁあ、あれだけの肉体を持っているんだ…向かうところ敵なしだとは思うけど…
あのリーダー格の男の身体を思い出す…
やっぱり1番に頭に浮かぶのは、あの競パンだ…
真っ黒の生地をぱつんぱつんに張らせ、極度に小さくて、男の僕から見ても目のやり場に困ったしな;
今、彩さんとヤってる高山航太郎もそうだったけど、あの競パンは身体と明らかに不釣り合いな小ささで、当たり前に後姿は半ケツだったからね;
ホント太く逞しい太腿が競パンから生えている様子だった…
それにボリュームのあるお尻は、競パン内できゅんきゅんに締め上げられていて、その「むっちり感」は見ているこっちまで恥ずかしくなっちゃったもんね…


「一馬くん」
「あっ、はいっ」
余計なことを考えていて、すっかり詩織さんのことを忘れていた。こんな素晴らしい人がいるのになんで男のケツなんて想像してたんだ。

詩織さんは大きな岩の前に立ち、岩に手をつきながら僕の方に向かってお尻を突き出した。ビキニの小さな薄布をずらして、ピンク色の肉襞を見せつけて…そこから水滴が落ちたような。
「一馬くん、ココに、来て…」

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