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海から始まる恋
官能リレー小説 - その他

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海から始まる恋 26

部員達はシャワーを浴びながら談笑をしていた。
話題はもちろん先程の事についてである。
「いやーまさかあんな事になるなんてな」
「ほんとだよな!夢みたいな気分だったぜ!」
「あぁ、でもなんか興奮しちまったな…」
「わかるわ〜俺もすぐ勃っちまってたもん」
そう言ったその部員は下半身に手を伸ばしていた。そして股間をさすりだす。
「おいおい、こんなところで盛ってんじゃねえぞ」
「だってしょうがないじゃん!あんな体験したら誰だってそうなるって!」
「まあ気持ちは分かるけどよぉ…俺達さっき金玉が空になるまで出したばっかだろ」
「そんなこと言ってもよぉ、またヤリたくなってきちまったんだよ」
「はははっ、ったくしょうがねぇ奴等だな」
「そう言うお前らももう勃ちそうじゃねーか」
コーチと僕達は部員達に話しかけずにいた。身を隠して彼等の会話を聞く。
コーチが言う。
「部員達の尿道口をよく見てみろ、そこに光が見えるはずだ」
僕は目を凝らす。確かにそこには小さな光が灯っていた。
「え?あれって…」
「そう、あれが魔力だ。既に我慢汁と共に放出され始めている」
部員達はその小さな光を認識できていないようで、特に気にする様子もなく性的な話を続けていた。
「あのでかいクラゲみたいな奴はもっと凄かったぞ」
新たな話題を持ち込んだこの部員は真っ先にクラゲに捕まった人だ。「マジか!?どんな感じだったんだ?」
「とにかく身体中がヌルッとしてて変に温かかったな。まるで見えない舌で全身を舐め回されているような感覚っていうのかな、それでいて後から捕まった奴が動く度に刺激がきて…すげぇ気持ちよかった」
「うわぁなんだそりゃ、ちょっと想像できねえな」
「いやまじであれはやばいって…なあ?」
そう言ってその部員は他の部員に同意を求めるように言った。
「うん、やばかった…」
「だろ?あの中でチンコとチンコが擦れ合う感覚ってのも良かったな」
「それな。最初は嫌がってた奴も最終的には自ら腰振ってたもんな」
「ああ、あと乳首とかケツの穴も気持ちよくなったな」
部員達の会話はどんどんエスカレートしていく。クラゲに飲み込まれていなかった部員達はその話を食い入るように聞いていた。
彼等はクラゲの話を聞いているだけで股間を硬くして、触らずとも射精してしまいそうな程だった。
彼等の纏う魔力が増幅していく。
お互いの興奮に高められ、次第に理性が失われていく。
コーチはその様子を黙って見ている。僕も英人も何も言わず、彼等の邪魔にならぬように身を隠す。
誰からともなく、部員達は自慰を始めていた。


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