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海から始まる恋
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海から始まる恋 4

「私たちも続きしましょ」
詩織さんは英人の側から離れ、僕の隣に戻り手を繋いだ。
幸いと言っていいのか、英人は僕の存在には気付いてないようだった。

英人たちのいた場所から少し歩いて、2人きりになった。

「一馬くん、ココ触ってみて」
詩織さんの手がビキニの下部分の薄布に僕の手を誘導していく。
指先にクチュッ、と水気を感じた。

うわぁぁ…これって男でいうなら先走りってことだよな?…
詩織さんもこんなに濡れていたなんて…ちゃっと感激だ

「愛液よ…一馬くんの身体を見て、私もこんなになっちゃったのよ…」
頬を赤らめる詩織さん…
こんなことは慣れているとばかり思っていた僕には、恥じらう詩織さんの姿が何だか意外だ…

「からかわないで下さいよ;…僕の身体なんて大したことないんですから;…」
運動部に入ってはいないから…これといって筋肉だって付いていないし…

「私が言っているのは…一馬くんの…“ココ”のことよ…」
スッと伸びてきた手に握られる;…
直に勃起した男根を握られて…思わず腰が引けてしまう;

「うあ、うわあああぁっ…」
ゆっくり、ゆっくりと詩織さんの手が僕の男根を扱き始める。
それに対して僕は情けない声をあげるだけ。未体験の快感が全身を駆け巡る。

「一馬くんも…触って、いっぱい触って…おっぱいも、オマンコも、好きにしていいから…私を、犯してっ…!!」

その声に引き寄せられたのは僕だけではなかった。
岩の影から何人もの男達が飛び出してきた。全員が同じ黒い競パンを履いているのでどこかの男子校の水泳部か何かだろうか?
あっという間に囲まれてしまう。
「そんなに好きにされたいんなら俺達も混ぜてくれよな」
皆が皆、アスリートみたいに厚い胸板に割れた腹筋…男の僕から見たってカッコイイと思ってしまうほど、いい身体をしている…

「私は構わないけど…そんなことして大丈夫?…その競泳パンツってことは貴方たち湘南高校の水泳部でしょ?…こんな事しているのがバレたら大変なんじゃない?…」
湘南高校の水泳部と言ったら全国大会に出るほどに有名校だ…
来年のオリンビックに出場が決まった生徒がいることは僕でも知っている…

「な、なんだよ;…それって脅しかよ?…」
今まで意気込んでいたリーダー風の男子が声を荒げる…
否定しないところをみると、詩織さんの言った通り、彼らは湘南高校の水泳部なのは間違い無いのだろう…

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