PiPi's World 投稿小説

海から始まる恋
官能リレー小説 - その他

の最初へ
 1
 3
の最後へ

海から始まる恋 3

うぁっ;…流石に恥ずかしい;…
詩織さんは乳房をさらけ出しているからと言っても、僕は全裸…
いくら周りの皆が裸に近い格好をしているからといって、丸々と裸になっているのは僕ぐらいのもんだ;…

恥ずかしさのあまり勃起した股間を両手で隠す…
今まで僕の勃起したモノを唯一見たのは、サイズを比べ合った英人だけだ…

「隠さないでも大丈夫よ…誰も人のことなんか気にしてないは…」
いやいや、周りの人というよりも詩織さんに見られることの方が恥ずかしいんですけどね;…

「でも僕の…そんな大きくないし;…」
英人とサイズ比べをした時には負けていたし;…
まぁネットで調べてみたら僕のは標準サイズではあるんだけど;…

「そんなの平気だってぇ〜男の人が思うほど、女はそれほど大きさに拘らないものなのよぉ…ましては巨根なんて、返って引くもんなんだからぁ〜」
それを聞いて少しは安心はする…
まぁこんなサイズの僕にとっては、巨根は永遠の憧れではあるんだけど…

「ごめんなさい;せっかく声を掛けてくれたのに僕はこんなで…」
詩織さんはある意味貧乏クジを引いたようなもんだろう;…
ちゃんとした“男”で、サイズだって僕より大きい英人に声を掛けていたら、それは当たりだったに違いない…

「そんなこと言わないの…一馬くんはもっと自分に自信持たなきゃダメよぉ…」

詩織さんは更に続ける。
「じゃあ自信を持たせてあげる」
そう言うとどういうわけか英人の方へと向かう。自分もそれについていく。
英人の様子は明らかにおかしかった。余裕がない、と言い表せる状態を越えている。
黒い水着の女が一気に男根を引き抜いても英人は股間をガクガクと何もない空間に向かってつき上げ続けている。
どうしちまったんだ?…英人
心ここに有らずといった様子の英人は明らかにおかしい…
心配する僕の眼に嫌でも飛び込んでくるのは英人の男根だ…
丸々と晒されたそれは天を仰ぎ、くっきりと段をなす雁高が妙に生々しい…

チクショウ;…
英人の男根を前に思わず毒づいてしまう…
詩織さんは僕に自信を持たせてくれると言ったけれど、あんな男らしい男根を見ると、益々自信を無くしてしまう;…

「分かる?…一馬くんの友達、相手のことが見えていないのよ…あれじゃあセックスとは言えないは…」
確かに一心不乱に腰を振る英人は、ただただ射精に向けて邁進しているのは端で見ていても分かる…

「セックスは男と女…お互いのものなの…ちゃんと相手のことを尊重してヤらなくちゃ…マスターベーションと変わらないものよ…」
なるほど…だから相手の女の人は、英人の身体から離れたってことなのか…

「一馬くんが気にしているサイズなんて、女からしてみたら重要じゃないのよ…ちゃんと相手を気遣ったセックスをしてくれたら、親指ほどの短小だって女はイけるもんなんだから…」

SNSでこの小説を紹介

その他の他のリレー小説

こちらから小説を探す