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娘がもたらした幸運
官能リレー小説 - その他

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娘がもたらした幸運 9

ビュルッ!ビュルビュルビュルビュルッ!!

頭の中が真っ白になる。

快感がビリビリと少し遅れて下半身からこみ上げてきた。
射精が終わると私は無意識の内に由紀ちゃんの唇を求めていた。
由紀ちゃんも私の背中に手を回すと抱きしめながら、舌を絡めて来てくれた。
肉体の快楽だけでなく心の快感がゆっくりと広がって行くのが感じとれた。
長いキスを終えると、由紀ちゃんは恥ずかしそうに顔を赤らめていた。

「私…こんなに満たされたのって初めて…。その、パパさんさえ良ければ今後も抱いて貰えませんか…?」
「私でいいんですか?由紀ちゃんならもっと良い男と出会える筈ですよ」
「心を満たしてくれたのはパパさんが初めてなんです!」

つながったままの膣がくちゅりと締まり、媚びるように私の肉棒に絡みつく。


「また、元気になってきましたね」
「節操のない息子ですみませんね」
「いいえ…パパさんは今まで我慢なさってきたんです、私ももっとして欲しいですし…」
「そうですね、夜はまだまだ長いですからね」
「あっ…!!!また、奥っ!んうああっあっあっあっ……」

再び由紀ちゃんの膣奥を目指しズンズンと突いていく。
私たちはしばらく繋がって、愛し合った。

長過ぎる風呂から出ると、羽菜はすっかり夢の中。
私たちもその寝顔を見ながら眠りについた。

翌朝、私達は普段より二時間ほど早く起床すると早々にチェックアウトし、それぞれ一度帰宅する事にした。
私だけなら構わないのだが、女性が前日と同じ服で学校や友人の前に出るのはいろいろ不味いからだ。

「それじゃあここでお別れですね」
「そうですね。昨日はとても…楽しかったです。またシて貰えますか…?」
「私もとても楽しかったです。由紀ちゃんさえ良ければいつでもお相手したいものですよ」
「嬉しいです!私また連絡しますね!何ならパパさんからの連絡も待ってます!それじゃあまた!羽菜ちゃんにもよろしくお願いします!」

由紀ちゃんは嬉しいそうに手を振ると私と別れて家路についた。
私も由紀ちゃんを見送ると未だ夢の中の羽菜を背負いながらタクシーを拾い一度自宅へと帰宅した。


自宅に帰って、未だ夢の中の羽菜をベッドに寝かせて私は着替えの前にもう一度シャワーを浴びた。
「ふう……私も夢を見ているみたいだ」
プールで出会った女の子とここまでの関係になれるなんて、もう恋愛とかそういうものには縁がないだろうと思っていたのに。

シャワーを浴びて着替えてリビングで少し寛ぐ。

「新しい出会いがあったと言ったら、君はどう思う?」
リビングの片隅に置いてある亡き妻の写真に私は問いかけてみた。

妻一筋だったあの頃がもう懐かしいくらいだった。
写真の妻は満面の笑みを浮かべている。

「私が死んでも、いつまでもうじうじしてないこと。いい人が見つかったら、羽菜には新しいママだと言ってあげること。………」

亡くなる直前まで、私に様々なメモを残した妻。
本当に、私にはもったいないくらいいい女だった。

「おっ……由紀ちゃんからだ…」
携帯がメールの着信を告げた。

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