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娘がもたらした幸運
官能リレー小説 - その他

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娘がもたらした幸運 11

車をしばらく走らせ、目的地のスーパーに到着する。
いつも買い物する馴染みの店だ。

「奥さんを亡くされて、羽菜ちゃんを一人で育てて、大変じゃないですか?」
「まあ、大変ではあるけれど、会社も凄く気を使ってくれてるし、大丈夫ですよ」
「よかったら私、いつでもお手伝いに行きますよ」
「ありがとう」

大人びた見た目の明日香ちゃんは、中身も大人の女性である。
好感度が上がりっぱなしだ。

買い物中もいろいろ気を使ってくれる。
羽菜と2人でいると、いつもここに買い物に来ている仲良し親子に見えてくる。

私はそんな2人の姿を後ろから見守っているのに徹した。
たまに明日香ちゃんが「これ買いますか?」と尋ねてきたりすれば言葉を返す程度で、ダメ出しとかそこまでするほどでもなかった。
明日香ちゃんはきっといい妻、いい母親になるだろうな。

「ありがとう、明日香ちゃん」
「いえいえ、羽菜ちゃんと一緒にいられてすごく楽しかったですよ」

買い物を終えて車に乗り込む。

「明日香ちゃん、この後も暇なのかい?」
「はい」
「なら一緒にお昼も食べて、よければ家に来て羽菜と一緒に遊んでやってくれないかな」
「いいんですか!?」


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