撮ってヤル。 12
手塚さんの喘ぎ声がさらに大きくなっていく。
それとともに、俺の疲れていた下半身の方もようやく再起動を始めた。
「あっ、だんだん元気になってくれた…じゃあ、乗るよ」
俺の同意を得るでもなく、起動した場所は、暖かく湿った感覚に包まれていった。
「ふあああああっ、すごいの、きたあああっ」
末永さんの悲鳴が真上から聞こえる。
今度は手塚さんの抗議の声は聞こえない。僕がおっぱい攻めをしているからそれどころではないのだ。
「あああっ、すごいすごい!こんなの初めてえええええっ」
末永さんが経験済みなのはわかりきっていたことだけど…でも、これが未経験の気持ち良さだってことなら、男として誇れる事だよな、と自分に言い聞かせた。
「ふぃああぁぁっ!」
手塚さんがひときわ大きな叫び声を上げる。そして、俺の右手の方からは暖かい液体がドバドバと流れ出してきた。
一瞬、手塚さんの胸が俺の顔に近づいたが、すぐにもとの場所に戻った。俺の上に崩れ落ちそうになったようだ。
「はあっ、はあっ、はあっ、あっ、いいっ、よぉっ」
相変わらず末永さんが俺の上でリズミカルに腰を振り、悶えている。
俺から動かなくても快感が与えられているならいい…いや、もっと、だ。
手塚さんの身体が横に退けられた。
気持ちよすぎて意識を飛ばしたのかもしれない。横の空いた場所に身体を寝かせぐったりしている。
視界が開けた。
「あっ、あっ、あっ、いい、もっと、もっとぉ、来てぇ!!」
俺の上で悶えながら腰を振る末永さんの姿。
俺は汗びっしょりで動く末永さんを眺め続ける。視覚からの刺激が加わり、俺のソコはますます膨張し、それにより、ますます締まっていく。
不意に、末永さんが動きを止め、急に顔が近づく。
荒い息遣いの中、末永さんは一度俺の唇を奪ってから、また、汗を流しながらの元の動きに戻った。