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美少女、野獣を飼う?
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美少女、野獣を飼う? 3

「あっはっはっは……もう、タイガーってばがっつき過ぎぃ〜。そんなに急いで食べなくたってご飯は逃げないのにさぁ〜」
「いやぁ、マジで美味いな。久しぶりに腹が満たされた気分だ」
「……ねぇ、タイガーって何してたの?」
「ああ…」

俺は綾佳にここ最近の出来事を話した。
綾佳は真剣に最後まで話を聞いてくれていた。

「ふぅん…大変だったんだね」
「そんなところを救ってくれたお前は命の恩人だぜ」
「大袈裟だなぁ、タイガー」

住んでるところはお嬢様感丸出しだけど、中身は本当に普通のいい子なんだな、と思う。
そりゃ親御さん、過保護になるのもわかるよ。

「タイガー、良かったらここにいていいからね」
「本当にか?」
「全部あたしがお世話してあげるよ♪」

正直大の男……おっさんと呼ばれておかしくない年齢の俺が、女子大生に養われるのってどうかと思うが、今はそれしか選択肢はない。

「悪いな」
「いいのいいの、タイガーがいてくれるならあたしも嬉しいの」

綾佳はいい歳して半ば学生に養われるような風になってしまったオッサンにも笑顔で接してくれる。マジで天使だ。

「あたしは学校に行くときもあるけど…タイガーはお留守番ね」
「お留守番って。俺にできることがあったら何でもするぞ。ただ住まわせてもらってるだけじゃ申し訳ないからな」
いろいろ職を転々としてるからか、それ相応のスキルはあるしな。


「あたしもお風呂入ってこよ」

綾佳はソファーから立ち上がってバスルームに向かった。

……いや、そのバスルームに向かう途中で、綾佳はおもむろに服を脱ぎだした。
真っ白で綺麗な肌。
ウェーブがかった髪はライトの光でさらに煌めいて見えた。
そして、むっちりしたお尻。

…着やせするタイプなんだろう。
正面の姿を見たい……いやいやいや、それはまずい。

お嬢様だろうが普通の大学生だ、きっとそれなりに男遊びだってしてるはずだ。まあ俺をすんなりこうして迎え入れてくれるんだから彼氏はいないだろう。脱いだらすごい…あれだけの身体を持っているんだからきっと経験……待て、俺は一人で何を考えているんだ。そんな邪な思いを抱いて、何か実行に移したら絶対追い出されるぞ。


「ふー、幸せ♪」
「ん?………うおっ!?」

綾佳がいつの間にかリビングにいた。
………バスタオルを巻いただけの姿で。

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