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ビキニボーイ&ビキニガール
官能リレー小説 - その他

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ビキニボーイ&ビキニガール 3

社員だと色々と不都合が生じる事もある……美和も一応学校側に相談した所生活指導担当教員からどうも生徒がエントリーしており対応に苦慮していたので彼女の申し出は渡りに船だ。
「伊達さんもプールですか?」
「そうさ……」
ラフな水着姿でも片手にはノートPCやスマホが入ったバックインバックを持っており如何に今の仕事が時と場所を選ばないか美和にもわかる。
「先生っ!このかたって?」
渚の言葉に美和はにこっとする。
「高校時代、水泳部の先輩……ほら」
スマホの画像には高校時代にガラゲーで撮影した伊達の姿を見せる。キリッとした表情はとても高校生には見えない。
「こんな写真残っていたか……」
あの頃は五輪出場を胸に秘めていた、学園は水泳部の古豪であり他県からの進学した生徒も珍しくなく競争が激しかった。そんな中で伊達は地元では知らぬ者は無い程の強く県大会でも常連だった……あの事件が起きるまでは。

「あんな事さえ起きなかったら……本当に残念ですわ」
美和は伊達の顔を見つめながら言った。
「あんな事って…一体…何があったんですか?」
「一部の水泳部員による不祥事があってね、それで大会出場を辞退することになって。…伊達さんならオリンピックに出られたかもしれないのに…」
旭の問いに美和はしみじみと話した。
「へーっ!そんな凄い人なんですか!」
「いやあ!昔の話だよ」
渚の言葉に対し、伊達は謙遜するように言った。

「伊達さん、よかったら僕と泳ぎで競争しませんか?」
旭が伊達に向かって言った。
「神原先生の話を聞いて、伊達さんと勝負してみたくなりました。…僕だって水泳部員ですから」
「よし!いいだろう」
旭に誘われ、伊達も久しぶりに思いっきり泳いでみたくなった。

「面白いわね!…奥島さん、伊達さんと高山くんが済んだら私たちも一緒に勝負しましょうよ」
旭と伊達のやりとりを見て、美和は満面の笑みで言った。
「いいですねえぇぇ!」
渚も笑顔で応じた。
旭も渚も学校では水泳部に属し、美和はその水泳部の顧問である。


勢い良く飛び込んでいくと、最初は旭の方が速く伊達はついていくのがやっとだったが、
徐々に伊達が追い上げて、旭を大きく引き離してしまい、

旭がプールから上がると、
「伊達さん、凄いですよ。」
「旭君も大した泳ぎだったよ。」

美和は旭と握手を交わす競パン越しに勃起する伊達の陰茎を見て、
「(あ、あんなに大きかった・・・)

「先生、次は私たちですよ。負けませんからね」
「フフ…私だって高校の時、水泳部女子のエースだったのよ」

「よぉーい…スタート」
渚と美和は飛込み台に立つと、旭の合図で同時に飛び込んだ。
前半は渚がもの凄い勢いで飛ばし、美和は引き離されたが、後半からは美和が追い上げ、段々と距離を詰めていった。そして、僅かの差で渚がトップでゴールした。

「さすが奥島さん!現役のエースにはかなわないわ」
「先生だって凄いですよ!」
2人はプールから上がると、互いにたたえ合った。
「姉ちゃん、胸が小さい分…有利だったんじゃないか?」
優也が渚の傍に近寄って来て、そんなことを言った。
「優也…失礼ね…」
渚は怒り、弟に向かって怒鳴った。

高校時代はエースだった美和だが、高校を卒業してから急に胸が大きくなり、大学生になってからは競泳の実力が伸び悩んだのだった。


美和はコンテストに出るまで胸が大きい事に嫌悪感があったが、
部屋で黄色いビキニを試着しながら、
「(あれだけ勃起した事は私に魅力を感じて・・・)」

同じ頃、渚は夕食を終えるとシャワー室で、
「優也ったら私の胸は小さいって言ったけど、これでも・・・」

急に扉が開くと旭が入ってくるがお互いに裸だったので、
旭は股間、渚は胸と股間をそれぞれ手で隠すのだが、
旭が購入したばかりの水着を試着しようとしていたと知って、
「わ、私も・・・」

それぞれ青地に白い線のビキニパンツと緑のビキニを纏うと、
「学校で着る水着だと大して目立たなかったけど、旭のも結構大きいのね。」

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