PiPi's World 投稿小説

ビキニボーイ&ビキニガール
官能リレー小説 - その他

の最初へ
 14
 16
の最後へ

ビキニボーイ&ビキニガール 16

すると周りの男子も呼応する様に
「おぉぉぉぉ!」
と叫び、奇妙な器具を持っていない方の手で女子に向かって殴りかかる。
それに対して、その女子生徒達は怯みもせず冷静に男子の攻撃をかわしながらカウンターを的確に決めていった。
「ぐ、がぁぁ」と呻き声を挙げ次々と倒れ伏していく男子達。
やがて立っているのはその男子達を取りまとめていたリーダーのみとなってしまった。
「お、お前ら一体何者なんだよ!」
リーダーが苦しげに尋ねる。それに対し女子生徒の一人が答えた。
 「あんたらに名乗る名なんて無い!ただ、私達は、頑張る子たちを邪魔する奴を、許せない!」
 会場では、彼女らの一人が出場者に声をかけていた。
 「大丈夫?怖かったでしょう」
 「あ、ありがとう…ございます」
 「助かりました!」
そういって、安堵する出場者たち。
今は男子の部だったので出場者は男ばかりであった。もし、この場に女子の出場者が居たら混乱は避けられなかったに違いない。
勃起した男性器を模した謎の棒を手にした素っ裸の少年の集団なんて普通に変質者である。そんな変態集団が女子生徒と遭遇しなくて本当に良かったと思うばかりである。
ただ、 この少年達は一体なんなのだろう…?明らかに戦闘慣れしている、統制がとれている集団だ。
謎の制服女子達は一方的に彼等を圧倒したのだが、彼等もかなりの実力が垣間見えた。もし、彼女達が駆けつけて来なかったらこの素性不明の素っ裸集団に僕達は蹂躙されていただろう。
彼等が何者なのかを聞こうとした時、何かが炸裂したようなドォーン!という音が聞こえた。

SNSでこの小説を紹介

その他の他のリレー小説

こちらから小説を探す