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モブの催眠生活
官能リレー小説 - その他

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モブの催眠生活 15

 「うああぁっ、く、くすぐったい…」
 「僕のも、攻めて」
 晶は直ちに僕の両乳首を舐め始める。
 「晶、気持ちいいよ…」
 僕は少しずつ晶の腰を動かし始める。

 周りの雰囲気も、僕たちの言葉を聞いて少しずつ変わり始めた。
 「あの、遠山さん、セックスしたい、とか言っていいの?」
 「いいけど、ちょっと生理はじまっちゃってるから、口でいい?」

 北沢が初期に何か失敗したのか、はじめの方で奴は
「女はセックスを指示されて不都合な体調だった場合、そのように申告して代替案を出すこと」というけっこう細かい催眠をかけていた。今の委員長の言葉はそれに基づいている。

 「あ、うん、それでも」
 「じゃあさっさとやっちゃうね」
 委員長はその男のズボンとトランクスを手早く下ろし、もう準備ができているモノを咥えて、音を立ててしゃぶり始めた。

 僕はそれを横目で見ながら晶の動きを早める。
 「あっ、あっ、あぁっ…」
 僕の動きに連れて晶は小刻みに喘ぐ。
 僕はそれを見ながら、動きを維持しながら、まわりの様子を見る。

 まわりは、もう弁当を食べているクラスメートは少数になり、そこらじゅうに制服も下着も脱ぎ捨てられていた。
 「私、今下痢気味なんだけど」
 「あたしクラミジア持ってるんだ」
 何人かの女子はそんなことをあけっぴろげに言って、口とか、手とか代替手段でセックスを申し込んだ男子に応じていた。

 「あぁ、ああぁ、いいよぉ!」
 そう叫ぶ晶に僕は何回もキスをする。

 その時、ガラリと教室の扉が開いた。
 扉の方向を見たのは、僕とあと数人しかいなかったと思う。どこか別のところに行っていた北沢だ。
 北沢は、もうこの時にはクラス全員がセックスまたは類似行為に関わっているこの風景を一瞬絶句して眺めまわしたが、すぐに大声で笑いだした。
 そして、こう言った。
 『みんな、セックスは、俺が優先な』

 しかし、この催眠はこの後もあまり意味がなかった。
 北沢一人に対して女子は何百人もいるのだ。
 北沢がその時相手していない女子とならいくらでもセックスできるのだ。
 万一、誰かがセックスしているときに北沢がその女子を取っていったとしても、優先だからそういうことはできるのだが、その男は直ちにその隣にいる適当な女子を捕まえればセックスを続けられるのだ。

学校が乱交会場と化してから二週間。
僕はこの生活を満喫していた。
クラスメイトの女子とは暇さえあれば中出しセックス。
廊下で見かけた可愛い子は手当たり次第に一発ハメてから相性良ければメアドを交換しセフレ関係を結んで行った。
因みに性病持ちは北沢の命令により強制通院と催眠による強制体質改善により無理やり短期間で治療させられていた。
現代医療の域を超えている気がしたが、僕がそれを指摘する訳には行かないので見なかった事にした。

今日もいつもの様にセックスを楽しもうと校門を通過し下駄箱へ向かうと、僕ら男子は徐ろにズボンを脱ぎパンツも脱ぐとそれらを丁寧に畳み小脇に抱えて教室へと向かった。

「……あれ?」

なんで僕チンコ丸出しにして教室に向かって居るんだ。
いや、確かに昨日も廊下で女子とセックスはしてたけど、何か今日はフルチンでいる事が物凄く恥ずかしく感じるぞ。
よく見ると女子も凄く恥ずかしそうにパンツとスカートを脱ぐと、股間を手で隠しながら教室に向かっていた。

「あっ、遠山さんおはよう」
「えっ?あ……お、おはよう…」
妙に遠山さんの態度が余所余所しい。
「あの遠山さん…何か遠山さんのお尻見てたらムラムラして来たんだけど一発やらない?」
「な!な!な!何言ってるのよ!そんな恥ずかしく事出来る訳ないでしよ!」
「えっ!?」

拒絶された!?
昨日まで男子のお願いだったら、なんだかんだで何でも聞いてくれた遠山さんが男の要求を拒否しただと?!?
しかもセックスに対して、こんなにも処女みたいな反応するなんて普通じゃないだろ!
……あ、いや気軽にセックスさせてくれてる時点で普通じゃないか。
まあいい、問題は女子も男子も昨日までと打って変わって皆、羞恥心に目覚めながらも変態地味た格好を強制されていることだ。
こんな事をするのは北沢以外あり得ない。
あいつ今度は何を企んでるんだ。

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