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堕天使の成長
官能リレー小説 - その他

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堕天使の成長 9

杏梨に惚れた男は多いが、彼らをして負けを認めさせるだけのものを持っている男なのだ。
その時、どこかくぐもった調子の聖歌のような楽曲が聞こえだした。

「あれ?」
「どうした?」
「スマホだよ。メール来たみたい…この通知はクロエだ」
「私の事はいいから読んであげなさい」

父親に促され、莉音は鳴っていたスマホを取り出すとメール画面を開いた。

「…クロエが大変だ、行ってくる!」
「待ちなさい。どうした?」

駈け出そうとして、その手を父親につかまれた。
本当に言っていいのか、逡巡する。
だが父の目を見ると、答えておいた方がよいような気がした。

「犯されそうに…なったって」
「わかった。私は杏梨に」
「うん」

ただならぬ様子で走り出した息子を見送りながら、彼も息子と親友の娘の為動き出した。
そして、莉音が到着した体育教官室は予想以上の惨状だった。

「クロエっ!、大丈夫っ?!」
「私は大丈夫・・・」

上半身がジャージ姿のクロエと荒れた室内を見て莉音の顔色も変わる。
やや調子が悪そうなクロエは、ノロノロと後片付けをしながら莉音の到着を待っていた。

「どうすればこうなったの?・・・」
「話せば長いし・・・ちょっと理解不能かも・・・」
「・・・なら、お母さん達を呼ぶよ」

莉音の口から杏梨を呼ぶと聞いて、クロエもそれがいいと頷く。
単なる勘だが、杏梨なら摩訶不思議な事態も解決できそうな気がするし、気絶してる三人をどうにかするにも人手がいる。
莉音はメールで居場所ときて欲しい旨を伝えると、荒れた部屋の後片付けを始めた。


そして、片付けがあらかた済んだ頃に莉音の両親が到着したのである。
杏梨はクロエの様子を見て何かに感付きながら言う。

「この先生は・・・黒い霧のようなものにあやつられてたのね」
「はい・・・」

両親が顔を見合わせる様子に莉音は不安げであったが、杏梨は笑顔を見せて言う。

「黒い霧は吸い込んじゃったかしら?」
「はい・・・あれはなんですか?」

そして、莉音が到着した体育教官室は予想以上の惨状だった。

「クロエっ!、大丈夫っ?!」
「私は大丈夫・・・」

上半身がジャージ姿のクロエと荒れた室内を見て莉音の顔色も変わる。
やや調子が悪そうなクロエは、ノロノロと後片付けをしながら莉音の到着を待っていた。

「どうすればこうなったの?・・・」
「話せば長いし・・・ちょっと理解不能かも・・・」
「・・・なら、お母さん達を呼ぶよ」

莉音の口から杏梨を呼ぶと聞いて、クロエもそれがいいと頷く。
単なる勘だが、杏梨なら摩訶不思議な事態も解決できそうな気がするし、気絶してる三人をどうにかするにも人手がいる。
莉音はメールで居場所ときて欲しい旨を伝えると、荒れた部屋の後片付けを始めた。


そして、片付けがあらかた済んだ頃に莉音の両親が到着したのである。
杏梨はクロエの様子を見て何かに感付きながら言う。

「この先生は・・・黒い霧のようなものにあやつられてたのね」
「はい・・・」

両親が顔を見合わせる様子に莉音は不安げであったが、杏梨は笑顔を見せて言う。

「黒い霧は吸い込んじゃったかしら?」
「はい・・・あれはなんですか?」

「詳しい話は後でね・・・あなた、ここは任せるわ」

そう杏梨は言い、夫にその場を任せると莉音とクロエを家に連れ帰ったのだ。


家に向かう途中から、クロエの顔は紅潮してどんどん調子が悪そうになっていった。
そして家に帰る頃にはふらふらのクロエを身体の小さな杏梨が意外な力強さで支え、家の中まで入れた。
そしてクロエの服を脱がせていき、杏梨までもが脱いでいく。

「なっ?!、何してるのっ!!」
「クロエのお腹を見て」

真っ赤になる莉音に構わず杏梨はそう言う。
杏梨が見ろと言うクロエのお腹にはどす黒い線が幾重にも走り、紋様のようなものができていた。

「あの黒い霧は妖(あやかし)ってものなの・・・クロエちゃんの力で弱体化して身体に取り込まれたんだけど・・・放っておくとクロエちゃんの身体を乗っ取ろうと悪さをしちゃうのよ」

大半はクロエに言い聞かせるようにしながら、裸になった杏梨は裸にしたクロエを抱き締める。

「一体・・・何の話?」
「後の話は終わってからね・・・まずはこの妖を浄化しちゃおうね」

そう言った杏梨は莉音の方を見ながらクロエの胸とアソコを弄り始める。

「じゃあ、莉音・・・クロエちゃんとセックスしちゃって」
「なんでそうなるのっ!」

真っ赤になって慌てる莉音をクスクスと笑いながら杏梨は見つつ、指でクロエを責める。
クロエはその指に翻弄されるがままに甘い吐息を漏らしていた。

「できないならパパとクロエちゃんがセックスする事になるけどいいの?」
「ちょっ?!」

莉音の想いを知りながら玩ぶような杏梨の笑顔。
クロエの方は切なげに莉音を見る。
もう彼女は何時も以上に酷い疼きに身悶えするばかりであった。

「助けて・・・莉音・・・」

その切なげな言葉に莉音はゴクリと唾を飲み込む。
なかなか踏ん切りがつかない莉音に杏梨はやれやれと言った感じで莉音に近付く。

「はいはい、さっさと脱いでやっちゃう!」
「あわわっ!?」

ポンポンと脱がされ裸にされる莉音。
莉音のすこぶる小さな陰茎は、まだ子供のままの皮被りだが、まるでオスを主張するようにガチガチに勃起していた。

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