PiPi's World 投稿小説

壊れた世界で僕は生きる
官能リレー小説 - その他

の最初へ
 3
 5
の最後へ

壊れた世界で僕は生きる 5

面倒事に巻き込まれるのはゴメンだ。
僕は適当に謝るとその場からさっさと退散した。
せっかく法も秩序も無くなったんだ、変な思想に縛られるなんて御免だね。
それにしてもさっきの強姦紛いのセックスは結構良かったな。
またヤッてるみたいかも。
とか考えていると股間が素直に反応してズボンを押し上げていた。

「おっ、いいお尻」
「ちょっと、なんですの?」
「ああ、今度は文官の方ですね」
女社長風の後姿に見とれていたら、またダークエルフだった。最初は耳がややつり上がっていたけど、僕の顔を見た途端に頬が緩む。
「わたくし、行政官ですの。制圧の次は、統治が常識ですのよ」
「おっしゃる通りで」
よく見ると服装は完全にこっち寄りだし、割と年上の印象だ。
「ところで、あなた…お寿司でも食べに行きません?」
「ありがとうございます」
彼女の品と落ち着いた色気に、つい返事をしてしまった。本を焼いてたのが現場の人なら、彼女からの方がいろんなことを聞けそうである。
「知ってるのよ、この国では忖度が重要だって。相手が美男子なら、尚更のこと」
「恐れ入ります」
思えば回らない寿司屋なんて自分で来たことがない。しかもチヤホヤされてる。
「うふふ、この国は手加減して残したのは正解ね。悪くない食事よ…」
ジルさんはわさびが苦手なようで、無理に勧めなかった大将も命拾いできた。
「あの…、一つ聞いていいですか?なぜあなた達は皆スタイルがいいんですか?」
「簡単な事よ。オスにモテないメスは子を残せない、だからオスが交尾したくなる美しく豊満なメスのみが残るの。自然淘汰というやつね」
「淘汰って?」
「昔、森エルフという種属が居たわ。まっ白で体の起伏が少なくて、オスとメスの見分けが付かないような奴らだったわ」
ああ…昔ながらのベーシックな姿のエルフのことか。
「元々個体数が少なかったんだけど、そこから更にオス達は豊満なメスを求めダークエルフと交尾する様になって、次第にその数を減らし絶滅したわ。もう随分昔の話」
「いいッスね、褐色の肌って。エキゾチックな感じで。そして母乳がたっぷり出そうな巨乳も、交尾して孕ませたくなりますよ」
「あら良い事言ってくれるわね。して欲しくなって来ちゃったわ」
ほろ酔いの彼女と店を出ると、荒廃した街中を彼女の指示する方へと進む。
「うふふ、あそこがいいかしら」
「えっ…あそこって公園ッスよ」
「自然がそれなりにある所がいいのよ」
自然って…お外でする気か!
やはり黒くてもエルフ自然の中でする方がいいのか。
「さあ、来て」
「は、ハハ…マジッスか」
「あなたの子種を私に頂戴」
「こんなところでなんて無防備過ぎませんか?」
「あの枝を見て」
彼女が指差す先には大鷹がいた。
大鷲じっとこちらを見つめ監視しているようだ。
「あれってもしかして…」
「私の相棒よ」
撮影しかできないドローンより役に立ちそうだ。
「本当に僕の子種で良いんですか?」
「あなたはもっと自分に自信を持つべきよ」
下着姿になった彼女がキスをしてくる。
スーツはこの世界のものだったが、下着はこちらに来る前から愛用しているであろうセクシーなものだ。
しばらく木の側で抱き合ったが、彼女が僕の服を脱がしてくる。
「うふふ、見それじゃあ見せて貰うわね……あはっ!…思った通り顔だけじゃなくて、こっちもなかなかじゃない」
僕のモノはダークエルフの基準でも合格らしい。
「なら僕も見せて貰うよ」
最初に彼女のタイトスカートに包まれたヒップに見とれたけど、やはりその豊満なバストにも興味がある。
彼女のブラジャーに指を掛けるとそのままそれをずり下げる。

SNSでこの小説を紹介

その他の他のリレー小説

こちらから小説を探す