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アイドル アンダーグラウンド
官能リレー小説 - その他

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アイドル アンダーグラウンド 6

「緊張しないで大丈夫だから、ファンのみんなも優しいし私達もフォローするし、じゃ声かけたら来てね」

若葉を先頭に舞衣、愛衣、薫がステージに上がる。
キャパ30人の会場に20人前後のお客。今回で4回目の撮影会になるけど少しずつだけどお客さんは増えている。

「こんにちは〜イグニスガール撮影会にようこそ〜」

年長者で最古参の若葉の進行で撮影会が始まる。
若葉の挨拶と同時に早くもカメラのフラッシュが瞬き、スマホのカメラのシャッター音も聞こえてくる。

「今日も皆さん楽しんでいってくださいね」

「若葉ちゃん今日も可愛いね!」「加賀美シスターズちょっと雰囲気変わったな」など、ギャラリーは思い思いの言葉を述べている。


「それと、今回から新たな仲間が加わったので、紹介しますね」
若葉が理桜に舞台のセンターに来るよう促す。

『おお〜!』

若葉の言葉にギャラリーのボルテージが上がる。

「天野理桜です。よろしくお願いします」

会場中のカメラが理桜を撮そうとシャッターをきり、フラッシュの嵐が理桜を照らす。
小役の頃に願っても叶えられなかった光景に理桜のやる気は俄然上がる。

「まだまだ、未熟者なのでご指導よろしくお願いします」

『おお〜』

まずは最初の全員での撮影タイムが始まる。
セクシーな制服のコスチュームに歓声が上がり、カメラのフラッシュは止まることはない。
若葉や愛衣・舞衣姉妹は初登場となる理桜を積極的にセンターに立たせ、理桜はDVDで学んだポージングをここぞとばかりに活かしていく。

「ここからは水着タイムね!」
優奈の一言でさらにステージがヒートアップする。
本番前はホワホワした感じだった優奈だが、撮影が始まるとキリッとした顔つきに変わっており、理桜は少し驚いた。

ステージの上から白いカーテンが降りてきて膝下位の高さで止まる。後ろからライトで照らされ観客席からは5人のシルエットが映し出された状態になる。

「ドキドキ生着替えターイム」

若葉のコールで優奈が一旦舞台袖に戻り、メンバー全員の水着のぶら下がったパイプハンガーを押して戻って来る。

「それでは私から」

若葉がステージの真ん中に立つとBGMムーディーな曲調に変わる。

ホックを外したスカートがストンと足元に落ちる。次に上着も脱ぐと足元へ…ブラも外して上に投げ、ショーツの紐もほどいて生まれたままの姿になる。

カーテン一枚挟んだ向こうに裸の若葉がいる。生で見たいし写真にも収めたい。リビドーに葛藤するファンの気持ちを煽るかよううに、若葉はクルリと回ってポーズを決める。完全に解放された二つのたわわな乳房はプルプル震えファン達の妄想を掻き立てる。

自分を見てファンが興奮している…そう思うと若葉は恍惚の表情を浮かべていた。

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