アイドル アンダーグラウンド 38
衣装は限界ギリギリのところまで攻めながら、作品自体は爽やかな美少女というコンセプトでファリーナは撮影を進める。
(これから数年、理桜ちゃんもいろいろ覚えていけばエロスも含めて最高に近い作品が作れるわね)
そんなことを考えながら。
ファリーナは理桜に次の衣装を渡す。
それはスクール水着だ。
「いつものと違うタイプですね〜」理桜の学校指定の水着はスパッツタイプなどと呼ばれるタイプの露出度の低いものだが今回ファリーナの用意した物は旧スク水などと呼ばれるタイプである。
胸元に縫い付けられた名札には大きく『りお』マジックで書かれている。
「なんか、穴空いてますよ?」水抜きに気がついた理桜は摘まんでピラピラとめくってみる。
本来は胸元から入った水を逃がすためのものだが、コレは撮影用に改造してあるので隙間から本来は見えないはずの地肌が見える。
高性能のカメラが理桜に密着しその肌の露出も見逃すことなくすべてを捉えていく。
理桜は慣れない水着ながらもさまざまなポーズを決めていき、時に胸の谷間を寄せたり足を大きく開脚したり、大胆なポーズも披露する。
「きゃっ!!」
ここで場外から水鉄砲攻撃。
ファリーナの指示を受けた若葉が担当している。
前回の撮影のあと、密かに自分もチャンスがあるかもと水鉄砲の練習をしていた若葉の技術もあり正確にスナイピングされた理桜の乳首は水着の上からでもわかるほどに勃起する。
そして、若葉が水鉄砲を持ち替える。今度は白濁色の液体が理桜を襲う。
濃紺のスク水が白く染まっていく姿が背徳的な感情を掻き立てる。
「もう…」
頬を膨らませる理桜。
「仕方ないなぁ…」
カメラの先に男の象徴たるものがあるかのような視線を向け、そこに向かって手を伸ばすような仕草も見せる。
この後はプールサイドにマットが敷かれ、理桜は寝そべったりゴロゴロしたりして、カメラに向かってはちょっとアンニュイな笑顔を見せたりする。