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アイドル アンダーグラウンド
官能リレー小説 - その他

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アイドル アンダーグラウンド 29

「若葉ちゃん自身のアピールポイントは?」
「そうですね…何事にもとにかく全力で頑張ることと、いつも笑顔でいること、ですかね」

「結構きわどいシーンもあるよね」
「はい…恥ずかしかったですけど、全部頑張りました。それだけあって、私の中では自信作だと思ってます」

「今後の目標は?」
「そうですね…2作目、3作目とどんどん挑戦していきたいです。あと、事務所の後輩たちと一緒にいろいろ活動を広げていきたいです」


「後輩思いの優しい若葉ちゃん。僕らも応援していきたいですね。それでは撮影コーナーに行きましょう」

せっかくのインストアイベントなので(若葉のイベント目当て以外の客がいないということもあり)店内での様々なシチュエーションでの撮影を浅倉の提案で行得ることになった。

「なんか、面白いですね」店内を物色中の若葉をイベントに来たファン達が写真におさめていく。
「バイトでレジとかもやったことありますよ」店員用のエプロンを付けレジの前に立って接客のマネをしてみたり、いきなり決まったことだが若葉も柔軟にこなしていく。

「このカーテンの向こうって何があるんですかね?」若葉はイタズラな笑顔を浮かべカーテンの向こうに入る。

「うわぁ…こんなにいっぱいあるんですね〜」若葉も何があるのかは分かっていたがこういったところに入るのは初めてでその量に驚きを隠せなかった。
「こっちは何ですかね〜」若葉はさらに奥に進んでいくとアダルトグッズのコーナーに足を踏み入れる。

「うわー、こっちも…すごいですね」
撮影の際、ファリーナや麗奈に見せてもらったり、使われたりしたものも実際に目にしたり、プライベートで訪れたような感覚で若葉は楽しんでいる。
ファンもそんな若葉の素の姿を写真に収め楽しむ。

「そろそろ時間かな…私服撮影会はここまでとしましょう」
浅倉が声をかける。

店舗内でのイベントは以上になりこの先は同じビル内の別のフロアのイベントブースで行うことになる。
イベントブースとは言っても空いてるテナントを1日借りた物で専用に設備が合ったりするわけでもない。
メディアの取材が有るわけでもないし。キャリアに泊を付けようと麗奈がむかしのつてで無理を言ってのイベントなので非常に質素な会場になっている。
長机に置かれたブルーレイとDVDそれとまばらに貼られたポスター。一見やる気が無いように見えるかもしれないが、現状ではあれこれ頑張ってできることは最大限にやった結果である。

「私のためにありがとうごさいます」若葉は会場が質素とかそんな事より実際についてファン達と交流の持てる機会を作ってくれたことへの感謝を麗奈や浅倉に伝える。

「そんな事はいいんだ。オジサンも久し振りにこういうイベントとかやれて楽しいし。若いアイドルの応援は生きがいだからね。それじゃそろそろお客さん来るから、控え室入って準備をお願いするよ」

今回のイベントは15人のファンが集まり15人全員が3枚の購入を希望している。そのため直接手渡しで渡した後、3組に分かれてもらいグループ撮影をし最後に個人撮影といった流れになる。

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