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アイドル アンダーグラウンド
官能リレー小説 - その他

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アイドル アンダーグラウンド 20

生方優奈16歳、イグニスエンターテイメントでは若葉の次に入ったメンバーである。理論的に物事を考えるタイプでおっとりとした口調は男受けがいいからそうしているとのこと。
動画投稿サイトでの活動でチヤホヤされる優越感を覚え、この世界に入った。
スタイルは170センチと長身で手足も長くモデル体系であるが、胸もお尻も薄くあまりグラビア向きといえる体型では無い。本人もその点は理解しているが、そんな自分だからこそマニアックな需要があるといったことも理解している。
承認欲求で活動しているのでファンは大事にしていている。


そんなこんなで優奈発案のデジタル写真集の撮影日になる。コンセプトはプライベートに決まり、撮影場所は都心から少し離れた大きな公園。

「こんな場所あったんですね〜」
「天気もいいし、風が気持ちいい!」
プライベート風、あくまで自然体の写真を撮ろうということで、それぞれの私服で撮影する。

「みんな今日はよろしくね」
撮影担当は女性カメラマンの木崎葵。麗奈の友人で歳も近く、ファリーナとはタイプも全く異なるコンセプトの持ち主だ。

「こちらこそ、よろしくお願いします」
今日は、よりプライベート感がでるようにと5人以外は来ていない。若葉が葵と簡単な打ち合わせを始めると残りの4人はそれを聞いている。

「じゃ、あたしはかってに撮るからみんなは気にせずね」

今日は、裏コンセプトとして理桜の歓迎会も兼ねている、公園内にはバーベキューの出来る場所もあるのでそこに向かって取りあえずは移動していく。

「キレイな場所ですね〜」
公園内の遊歩道は手入れが行き届いていて優しい木漏れ日と花の香りが優しい気持ちにさせる。



最初は撮影だと考えていて理桜などは表情がどこか緊張感に包まれていたが、若葉や優奈のムードの持って行き方が上手く次第に自然な笑顔も見られるようになっていく。
葵はそんな彼女たちのベストの表情を見逃すことなくシャッターでとらえていく。

しばらく歩くと大きな池が見えてくる。
ゆっくり水鳥を眺めたり、加賀美姉妹は石を投げてどれだけ跳ねていくか、なんて対決をしたり。
それに理桜も加わり、微笑ましい光景になっていく。

「水切りは底が平らな石が良くって〜投げ方も水面に15度くらいで着水するイメージで投げるのがいいの〜」
3人の様子を見ながら石を探していた優奈が良い石を見つけ自慢げに見せつける。

「おお〜優奈ちんの石飛びそう!」「さすが理論派!」「お手本お願いします」
3人は優奈が投げるのに注目する。
「よく見ててね〜」

優奈が振りかぶり石を水面に投げる。『ポチャン!』優奈の投げた石は一度も跳ねることなく沈んでいった…
知識は合っても運動神経のない優奈、しかし、マイペースなので基本的に自信満々で挑む。

「あら〜、難しいわね〜」優奈はそう言いながら新しい石を探し始める。
「理桜ちん、優奈ちんはいつもあんな感じだから」
「そそ、結構残念美人だよね〜」愛衣と舞衣は理桜にそう言い優奈をからかう。

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