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欲望の対象
官能リレー小説 - その他

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欲望の対象 10

筋肉質で健康的な体つきをしていることがわかる。身長も高く180cm以上あるようだ。
3人とも競泳水着を着用している。股間の盛り上がり具合から、かなりのサイズであることが想像できる。
もしかしたらこの事件の目的は、彼等の精巣ではないかと推測をする。
柊真は何となく不安が込み上げてきた。
もしかしたら自分も敏典も、この3人のように狙われてしまうのではないか。そんな考えが頭をよぎる。
「なあ…敏典、こんなキワドい競パン履いているのは危ないんじゃないか?もし狙われたら…」
柊真が不安そうに言うと、敏典は笑いながら言う。
「心配すんなって!襲われるわけないだろ、それにもし襲われても柊真が助けてくれるって信じてるよ」
どうやら敏典は今回の事件にそこまで危機感を感じていないようだ。
もしかしたら犯人の行動パターンをある程度掴んでいるのかもしれない。
とはいえ、襲われる可能性が0ではない以上警戒するに越したことはない。
それから数日後、柊真は周囲の監視を強めプールに怪しい人物がいないか注意を払っていた。
しかし、それからしばらくは何事も無く時間が過ぎていった。ただ時間だけが過ぎていくことに若干の安心感を抱くが、同時に焦りも感じるようになってきた頃だった。
相変わらず客の居ないプールで監視台からぼんやりとプールを眺めていると、突然背後から声を掛けられる。
「こんにちは」
振り返るとそこに居たのは10代くらいの少年だった。水泳帽を被っている。
「こんにちは。何か困ったことでもありましたか?」
柊真が尋ねると少年は微笑みながら言う。
「いえ、特に用はないのですが…」
(何だコイツは?)
不審に思ったが、とりあえずは警戒を解くことにした。
よく見ると、なかなか整った顔立ちをしている。将来はイケメンになりそうな感じだ。
そんなことを考えながら、柊真は監視台を下りる。
「今日は暑くなるから、しっかり水分補給しないとダメだよ」
身長は160cmくらいだろうか?細身だが引き締まった身体をしているのがわかる。
少し焼けた肌と健康的な身体つきから、運動部に所属している中学生か高校生という感じだ。それもかなり有望な選手という感じである。
「はい、わかりました」
少年は素直に返事をする。とても良い子そうだ。

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