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男の夢をかなえるアプリ
官能リレー小説 - その他

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男の夢をかなえるアプリ 10

女子が体操服やトレーニングウェアを着て運動している姿が魅力的なのは分かるけど…手を出したいならせめて女子のみんなから好かれるようなオーラを発して欲しい。

「本気で仲村先生の事は愛してて仲村先生が本命で、女子一同へは単に目を引かれるだけだと思いたいけれど…」
「うちの部の先輩にもう少し深く聞いてみるよ」
「そうね。私も友達に聞いてみる」
「お願いします」

僕は聡美に深く頭を下げた。

「そろそろ戻らないとね。宅見先生厳しいし」
「ああ、そうだね」

僕たちは次の授業の為に教室に戻る。
僕の横で先に立ち上がった聡美のスカートの中が一瞬見えたのは言わないでおこう。
彼女より2歩あとを歩きながらスマホを確認する。
信頼度53(+3 幼馴染補正+30) 信用度60(+2 幼馴染補正+30) 恋愛度79(+3) 人格85 魅力91 母性28(+3) 経済力15 ツンデレ77

少し上がった。
そして好感度は40、服従度は45になっていた。
『東條聡美の純愛ルートまで好感度は10、奴隷ルートまで服従度は5必要です』
まだ純愛フラグは立たないのか…

そのまま、普通の授業や休憩時間に誰かと話したり、何事もなく午前中の授業が終わった。
聡美と話をした直後にチャットで剣道部の仲間に情報提供を頼んだけれど、一人を除いては異口同音に「大した新情報は無いよ」だった。
除かれた一人と言うのが三年の剛田先輩。
剛田先輩は剣道部の部長で、気さくで面倒見のいい人で彼のことを誰もが信頼している。
熊のような立派な体をした人で、ゴリ仲に対抗できると言われている。
でも顔は数段上で女に生まれてたらそこそこ美人だったかもね。

剛田部長からメッセージが届いた時、僕は同性の友人ふたりと昼ご飯を食べ終えたトコだった。
親友と言うほどではないだろうけれど、普通に話せる仲だ。
適当な理由をつけて彼らの元を離れ、さっきの踊り場へやってきた。

チャットアプリを開くと、「俺の姉貴が言っていた事なんだが…」という書き出しでメッセージがあった。

「姉貴の友達や他にも何人かがゴリ仲に何度か誘われて危なかったらしい。
姉貴が二年の時に仲村先生が実習でやってきて、それからは下火になったが当時は警戒していたそうだ。
俺が一年の頃は学校内では悪い噂を聞かなかったんだが、去年からたまに聞くようになった。俺からもうちの女子たちにそれとなく注意しておく。」

剛田部長の姉というのは聞いたことがあった。部長とは入れ違いでこの高校を卒業したお姉さんがいるって言っていた。
聡美にも情報入手を伝えると、すぐに聡美が来てくれた。

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