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男の夢をかなえるアプリ
官能リレー小説 - その他

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男の夢をかなえるアプリ 11

僕は剛田部長の情報を手短に説明した。

「ふぅん…そんなことがあったんだ…時系列で考えると剛田先輩のお姉さんが二年生の時というのは四年前よね。仲村先生が来てゴリ仲のエロが下火になって、しばらくは落ち着いていて去年また噂が再発してるのよね…仲村先生の存在と悪い噂の変動がリンクしているような気がする。」
「やっぱりそう思うか。」

同意した僕に聡美も頷いた。
美貴先生がゴリ仲の前に現れて、それから下火になって二人は結婚。だけど美貴先生の妊娠中から噂が再発…だよね。

そうだとすると美貴先生のおかげでゴリ仲の性欲が制御されていたのかもしれない。

「だとしたら仲村先生のおかげでいろいろな女の子が救われているのかなぁ。」
「ゴリ仲の奴、仲村先生が妊娠していたからって誰か女の子に手を出してないでしょうね…百合ちゃんや沢野さんみたいな娘は特に危ないかも。」

不吉な想定をしているうちに聡美の機嫌が悪くなってきた。
聡美もかなり素敵な娘なだけにゴリ仲にいやらしい目を向けられたこともあるのかもしれない。

不吉な想定をしているうちに聡美の機嫌が悪くなってきた。
聡美もかなり素敵な娘なだけにゴリ仲にいやらしい目を向けられたこともあるのかもしれない。

「心配してくれてありがとう。気を付けるように百合にも沢野さんにも伝えておくよ。」
「あーあ。うちの学校って男の先生少ないんだからせめてイケメンな人を置いてくれたらいいのに。それとも上田先生みたいな格好いいおじいちゃんとか。」
「上田先生ねえ。」

あの長身で物腰柔らかい上田先生はおじいちゃん先生と呼ばれて親しまれている。
定年は過ぎているけれど、人柄も腕前も良くて、請われて現場に留まっているらしい。
うちの学校は生徒の割合は女子がやや多いくらいだけど、何故か女性の先生が多い。
平和的な校風故に女性の教師が配属されやすいとも言われているけど実のところよくわからない。

「ねえ、屋上に行かない?」
「屋上か…」
「天気いいし、あまり人もいないし。」

僕はちょっと考える。
うちの校舎の屋上はソーラーパネル設置工事が始まるとかで準備が始まってて、そのせいか僕らの学年で屋上に上がる人は少ない。

「そうだね。」
「行こっ。」

僕が同意すると、聡美の機嫌が直ったようで軽い足取りで階段を上がっていく。
大丈夫かな?しっかりしている聡美だけど僕の前で二度までもスカートの中を見せちゃってる………えっ!
声を出しそうになって慌てて飲み込む。

だって、聡美のスカートの中は……

「どしたの?」
「あ、ごめん。」

きょとんとした顔で僕を見る聡美が可愛い。怪しまれないようにすぐに駆け上がる。

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