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男の夢をかなえるアプリ
官能リレー小説 - その他

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男の夢をかなえるアプリ 13

全てを飲んだ美貴先生。
先生はうっとりと見上げて言う。

「あなたの性欲を受け止めきれなくてごめんなさい・・・」
「おう、お前の事だから考えてるんだろ?、ならいいぜ」

何の会話だろう・・・
普通なら愛し合う夫婦の筈だけど、愛し合ってるんだけど、どこか違和感があった。
その違和感を聡美も感じたようで、僕の制服の袖をギュッと掴んできた。

「はい、あなた好みの女子をピックアップして・・・あなたに抱いて貰うように考えてますわ」
「流石は俺の妻だ・・・あの若造から奪ってやった甲斐があった」
「ふふ・・・こんなオチ○ポ入れられたら虜になってしまいますわ・・・」

つまり何だ・・・
寝取られからの悪落ちコンボかな・・・
冷静なようで冷静でない僕の横で、聡美の目がスッと細くなる。
そうだろう・・・
これはヤバい会話だ。


僕はこれ以上は危険と本能が導くままに部活で鍛えたすり足で聡美を抱えるようにして離れる。
2人が入り口の方に向かっても見つからない位置にだ。
そして、抱き寄せた聡美は超柔らかかったのは言うまでも無い。


「俺にとっての最高はお前だよ、美貴。」

ゴリ仲が美貴先生にかける優しい声が、逃げるように離れる僕にかすかに聞こえた。

「……」

僕の腕の中でぷるぷると聡美が震えている。そりゃそうだよね…
抱きしめた彼女から、どくどくと心臓が鳴るのさえ感じられた。
僕の心臓もどきどきしているのが聡美に伝わっているだろう。
このまま聡美を別の入り口まで連れ出した。

「ああっ!!もう、信じられない!!」
「ちょっ…聡美、落ち着いて!」

踊り場まで降りて来たところで聡美を離したら、激おこモードに突入した。
怒りと悲しみが渦巻いて顔からあふれ出てる。
幼馴染とはいえ、綺麗な娘が怒ると自分に向けられてないとわかっていてもちょっと怖い。

「あんなところでその…おっぱいで、させたりするなんて!やっぱり女の子に手を出してたのね!それに女の子を見繕わせるなんてふざけすぎ!!卑劣!不潔!」
「声が大きいよ。誰かに聞かれたら…」

あちゃ…完全に怒ってる。だけど誰かにこの場を見られたら僕と痴話げんかでもしていると思われかねない。僕が恥ずかしいだけなら我慢するけど聡美に類が及ぶとまずい。聡美も傷つくし僕も「傷つけた」判定されかねない。

「美貴先生も美貴先生よ。ゴリ仲が好きすぎておかしくなっちゃってるんだわ!!あまつさえ女の子を差し出すなんて何考えてるのよっ!!」
「うん…僕もゴリ仲についてはエロ教師だと思ってたけど、美貴先生にも失望した。悲しいよね。」

できるだけ悲しい顔と声をして聡美を真正面から見て言った。
僕が共感したからか、聡美の表情がかすかに柔らかくなった気がした。

「誰か女の子が被害受けたら一生悔やむわ!いずれゴリ仲の悪事の証拠掴んで失脚させてやるんだから!逮捕されちゃえばいいのよ!」
「僕もそう思うよ。」

聡美の言う事に僕も共感する。あんな男は滅んで欲しい。巨根の前に悪堕ちする女の子を出したくない。
だけど事件になる前にゴリ仲だけ懲らしめる方法はないだろうか。急がないと誰か女の子が被害を受けるし美貴先生まで共犯として逮捕されちゃいそうだ。

 …美貴先生の反応、ただ、ゴリ仲が好きすぎて、なのだろうか?何か催眠のような、例えばこのGirl’s Control のもっと強力なバージョンでコントロールされている、なんていうことはないだろうか…
 …もしかして、このアプリ、始めたときはレベル1で力が限られているけど、やっていくうちにレベルアップして、何てことはあるのだろうか??
 ゴリ仲が何かを使っているのか、確かめる方法はあるだろうか…

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