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考えるだけで女とやれる力
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考えるだけで女とやれる力 8

「ふぅ、すっかり遅くなったな」
俺は誰もいなくなった更衣室を確認する。
この日はマネージャーの仕事が立て込んで、遅くなってしまった。
性欲を持て余しているが、さすがに俺の関係している女の子たちも帰ってしまっているのは残念な所。
「今日は仕方ないし、明日優子を会長室でハメ倒すかな……おや?」
「なんだ、テメー? なんでこんなところに男がいやがるんだよ、変質者じゃネーだろうな?」
その時、一人の金髪ギャルが体育館に入って来た。
写真で顔を見ただけだったが、おそらく青峰輝だ。
いきなり不審者扱いしてくるのは業腹だ。この辺はたしかに部長に似ている。
だが、同じくカーディガンに包まれた乳房は中々のもので、凹凸のしっかりしたボディをしている。
何よりも派手な雰囲気をした中々の美少女だ。俺の疲れたペニスが熱を帯びてきた。
「青峰先輩ですよね。俺、新しくマネージャーになった篠田って言います」
「そっか、サーセン、サーセンっと。まっ、座った、座った」
見るからに長身だし、ワガママな黒ギャルといえば地味子が言っていた幽霊部員に違いない。
本当は彼女を一度でも練習に顔を出させてマネージャーとして一目置かれたいと思ってた時期もある。
しかし、あまりに部長にイラついて羞恥調教に熱を入れたり彼女のパンツを持って帰ったり、小遣いをせびったりしてて忘れていた。
やっと会えた幽霊部員もすぐ怒りが収まったようで、俺はそれとなくパンチラを拝みつつ、言われたとおりロッカーベンチに座る。
「で、名前は?」
「篠田っす」
「トロいな、下の名前だよ」
「光一です」
「じゃ、コーイチ。誰狙ってんの?」
「え?」
少し怖かったし、嫌われてるのかと思ったら、いかにも女子らしい質問をぶつけられ、一瞬俺は詰まった。
改めて見ても、黒ギャルと体育会系の部活はイメージが合わない。でも、そんなギャップを差し引いても副部長と並ぶ巨乳なのが嬉しい。
「だって、バスケ好きそーに見えないしぃ」
「実は、先生に頼まれて入部しました」
「コーイチ、あいつと寝たっしょ」
「鋭いっすね」
「まぁ、ドーテー小僧よりはいいか。あのBBAも欲求不満になられたらタチ悪いし」
弾みと言うか流れでつい白状してしまったけど、奔放な彼女はさして意に介さなかった。
「先輩はどうして練習に来ないんですか?実力はあるそうだし」
「あるそうだし、じゃなくてあるの。後輩なんだから、察しなって。このヒカル様がどうして、あんなチビ赤毛となのよメガネの言うこと聞かないといけないわけ?」
実は地黒なのを日サロで焼いたと思われてそれが原因でグレたのではと、青春の一幕的に予想したけど、自分が自信家なのは棚に上げてあの二人を叩くクズさに閉口する。
「ってか、なんでダンマリ?もしかしてテツみたいなタイプ?」
「えっと、黒木の事ですか?」
「そー、それ。コーイチって、貧乳嫌いじゃね?」
「否定はしません」
「そっか、初の男子マネージャーがまともなので良かった。明日は練習に出てもいいかな。その代わり…」
巨乳が好きとは直接言ってはいないが、彼女の頭の中では貧乳好きはおかしいようだ。
そんな掴み所がない彼女から思わぬ申し出が飛び出す。
「条件あるんですか?」
「だって、もしチビ赤毛にウジウジ言われたら、やる気なくなるし…あのBBAもな…」
「分かりました。なんとするので、約束ですよ」
「オッケー!」
運良く押さえが聞く相手なので安心するも、軽い返事を残して彼女は去っていった。

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