PiPi's World 投稿小説

生き残っているのは?
官能リレー小説 - その他

の最初へ
 8
 10
の最後へ

生き残っているのは? 10

「うう、どうして、どうして僕がこんな目に」
僕はいつのまにか啜り泣いていた
白獅子は構わず、何度も僕を犯し続けた。
嫌なのに、嫌なのに、白獅子に深く貫かれて勃起した。
僕は犯されながら背後からかかえ上げられた。

今度は黒虎の男が僕にケツを向けて、尻穴をひくつかせて待ち構えている。
白獅子は僕に黒虎を貫かせるつもりだ。
彼を貫かせられたら、僕は壊れる。不気味な予感を感じた。
嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ!
でも白獅子の力には敵わない。
「頼むよぉ、待ってくれ、頼む…それだけは勘弁してくれ!」
僕が懇願しても無駄だった。白獅子も黒虎も聞く耳を持たずに、黒虎は僕のモノに自分の尻穴を合わせ、根元まで挿入させてしまった。
ギュウギュウ締め付けられて、千切ろうとしているのかと思うほどだ。
後ろから白獅子が僕を突き、僕は玉突きで黒虎を犯す羽目になった。
ズコン、ズコンと激しく貫かれ、僕の中の何かが壊れて崩れていくようだ。
「魂の殺人」
という言葉が、僕の頭をよぎる。
性暴力の被害者の受けるダメージを言い表した言葉だ。
白獅子の一撃一撃が僕の奥深くを壊し、黒虎に飲み込まれている僕のモノから、失ってはいけない何かが引きずり出され、抜き取られていく。
「どうして…どうして…」
全然気持ちよくなんかない。
それどころか、吐き気を通り越して魂を吐き捨てたいような言いようのない不快感でいっぱいなのに、僕のが萎えない。

SNSでこの小説を紹介

その他の他のリレー小説

こちらから小説を探す